2021年12月26日日曜日

2021年12月26日の聖句

主よ、御名のために私と共にいてください。あなたの恵みのすばらしさの故に私をお救いください。(詩編109:21)
ステファノは主を呼び、言った「主イエスよ、私の霊をお受けください」。ひざまずいて大声で叫んだ「主よ、この罪を彼らに負わせないでください」。(使徒7:59〜60)

今日は2021年最後の日曜日です。今日、私たちはクリスマスの礼拝を献げます。主イエスさまのご降誕。主の恵みが私たちに余すところなく示された日。それがクリスマスです。主イエスさまのお名前の故に、私たちは神の愛を確信し、神の恵みを信頼します。この一年を振り返れば、いろいろなことがあったに違いありません。素直に喜べるときも、そうでないときもあったはずです。しかしそのすべてにおいて、キリストによって示された神の愛が私たちから離れてしまったことはほんの僅か一瞬たりともなかった。私たちは今そのことを信頼し、神を信じましょう。私も、神の恵みのすばらしさの故に、救われているのだ、と。
この救いは私一人にはとどまらない。「ステファノは主を呼び、言った『主イエスよ、私の霊をお受けください』。ひざまずいて大声で叫んだ『主よ、この罪を彼らに負わせないでください』。」これはキリスト教会最初の殉教者となったステファノの言葉です。怒り狂う民衆に石打にされました。キリストの福音を宣べ伝えたからです。しかし彼はその死に際に、「主よ、この罪を彼らに負わせないでください」と祈りました。神の恵みは私を憎む者にも向くと信じ、そのことを願っていました。
主イエスさまはこう祈ることを教えてくださいました。「我らに罪を犯す者を我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ」。私たちは、神さまに赦して頂いたことでだけ生きています。まったく、完全に、私たちは神の恵みの中に生かされています。神が赦してくださった。だから私たちも隣人を赦します。いや、主の祈りはもっと積極的に、私たちも隣人を赦しましたから、私たちの罪を赦してください、とまで言うのです。神の恵みが私から溢れ出ている。奇跡のような現実を私たちは生きることが出来る。それがキリストの私たちに向けておられる確信です。
神の恵みが、今日現れました。クリスマスを祝うこの日、私たちに必ず起こるとキリストがおっしゃる奇跡に、わが身を委ねましょう。

2024年3月29日の聖句

ヤコブは、神が自分と語られた場所をベテル(神の家)と名付けた。(創世記35:15) 百人隊長や一緒にイエスの見張りをしていた人たちは、自身やいろいろの出来事を見て、非常に恐れ、「まことに、この人は神の子だった」と言った。(マタイ27:54) 神が自分と語られた場所をベテル(神の家...