2022年1月12日水曜日

2022年1月12日の聖句

主はまことの神、生ける神、とこしえの王。(エレミヤ10:10)
イエスは言った:あなたをほめたたえます。父、天と地の主よ。これらのことを知恵ある者や賢い者に隠して、幼子たちにお示しになりました。(マタイ11:25)

「啓示」という言葉があります。「啓き示す」と書きますが、神さまが私たち人間に真理を啓き示してくださる、という意味です。それでは神さまが啓示した真理とは一体何か?聖書は、それを、イエス・キリストというお方だと言います。ナザレのイエス、墓から甦ったキリスト、このお方こそ神が私たちに啓示した神の真理だと言うのです。つまり、聖書が示す神さまの真理は、私たち人間の深い思索が明らかにしたり、悟りの境地に至ることによって明らかになるものではありません。神さまが私たちのところへイエス・キリストを送ってくださり、この方が30年間地上を歩み、十字架にかけられ、三日目に復活し、天に帰られた。このキリストの出来事によって神が私たちに語りかけ、私たちはキリストというお方を通して語りかける神さまの御言葉に聞き、福音と出会い、神の愛を知ったのです。
「あなたをほめたたえます。父、天と地の主よ。これらのことを知恵ある者や賢い者に隠して、幼子たちにお示しになりました。」この真理は、知恵ある者や賢い者には隠された真理だと主イエスは言われます。知恵者や賢者の探求の末に見つけたものではないのです。神さまの方から明らかにしてくださったのです。だから、私たちはただ幼子のようになってそれを受け取るだけです。幼子には先入観がないので、予断なく物事を受け取ります。親としては、少し怖くなります。子どもに対する自分の言葉の影響力に気づくと、下手なことを言ってしまってはまずいなと怖くなります。私たちの真の親でいらっしゃる神さまは、私たちに語りかける言葉を間違えてしまうことがありません。何しろ、キリストこそ神の言葉なのですから。キリストの存在、その歩み、言葉に示された神の愛は、すべて神さまの本音です。神さまの御心から溢れ出る熱い思いが、キリストの熱い愛として私たちの前に現れたのです。
「主はまことの神、生ける神、とこしえの王。」この神さまこそがまことの神、ただおひとりの神でいらっしゃるという事実は、何と恵みに満ちた事実でしょう。私たちを造り、命を与え、今日も保っていてくださる方が、キリストに現れた愛をご自分の御心として下さっているとは、何と幸いで、もったいないことなのでしょう。私たちは、神の愛の啓示の下に、今日の一日を生きているのです。

2024年4月26日の聖句

神を畏れ、その戒めを守れ。これこそ人間のすべてである。(コヘレト12:13) (イエスの言葉)「第一の戒めは、これである。『聞け、イスラエルよ。私たちの神である主は、唯一の主である。心を尽くし、魂を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』第二の戒めは...