2022年1月20日木曜日

2022年1月20日の聖句

天は神の栄光を語り告げる。(詩編19:2)
天と地、海と水の源を創造した方を礼拝せよ。(詩編14:7)

讃美歌550番に「大地よ、星々よ」という讃美歌があります。このように歌います。「大地よ、星々よ、主に向かって歌え。雨風、吹雪さえ、歌え、新しい歌。神のすばらしいわざ。歌え、声合わせて。」天も地も、神さまをほめたたえている。山も、丘も、木々も、そこに生きる動物も植物も、神をほめたたえている。詩編作者の、そして詩編に導かれてこの讃美歌を作った人の麗しい感性が、物言わぬ天や地の声に耳を傾け、そこに神を賛美する調べを聞き取っているのです。
この讃美歌のとても興味深いところは、第2節です。「機械やハンマーの音、主に向かって歌え。働く人たちも、歌え、新しい歌。」人々が働く音、職人の立てる音も、機械の営みも、神を賛美していると言います。神さまに造られた人間の知恵や技術、労働の営み、それも神さまを賛美する音を奏でている。
「天と地、海と水の源を創造した方を賛美せよ。」ここで、「海と水の源」と書いてあります。海とか水の源というのは、日本で生活して持っているイメージと、イスラエルの人たちの持っているイメージとでは、恐らくかなり違うものがあるのではないかと思います。日本では海は豊穣の証しであり、基本的には恵みの海です。しかし旧約聖書に多く登場する海に象徴されるイメージは、混沌とか、悪とか、そういうイメージであることも度々あります。しかし、その海も水の源も、天と地をお造りになった方が創造されたのだ、と言うのです。それどころか、かつては混沌や悪を象徴すると思われていた海が、神を賛美している。神を礼拝している。神に造られたすべての者が神の前にひれ伏し、神を賛美し、神を礼拝している。その姿を、ここで見ている。そういう信仰の目を開かれているのです。
私たちの毎日の営みが立てる音も、神さまを賛美します。目覚まし時計の音、台所の水仕事の音、包丁の音、風呂を掃除する音、パソコンのキーボードを叩く音、車のエンジンの音、電車の音、歩く足音も走る足音も、全部が神を賛美している!私たちの営みの全部が神を賛美し、神を礼拝している。私たちの生活に溢れる賛美の音に耳を傾け、心を合わせる私たちの一日の営みでありますように。

2024年3月28日の聖句

正義は国を高める。罪は民の恥となる。(箴言14:34) イエスはそこを出て、いつものようにオリーブ山に行かれると、弟子たちも従った。目的の場所に来ると、イエスは弟子たちに、「誘惑に陥らないように祈りなさい」と言われた。(ルカ22:39~40) 主イエス・キリストは、この夜も「いつ...