2022年10月12日水曜日

2022年10月12日の聖句

東西のいたるところで主の名を畏れ、力を認める。(イザヤ59:19)
イエスは言う:人々は東西から、南北から来て、神の国で宴会の席に着く。そして、見よ。後の人が先になり、先の人が後になる。(ルカ13:29~30)

主イエスさまは私たちを神の国に招くために、私たちのところへ来てくださいました。「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」とは、主イエスの宣教の第一声として記録されている言葉です。神の国が近づいた。もうここに来ている。主イエスはそのようにおっしゃいます。この神の国の宴会に、あなたも招かれている。あなただけではなく、東からも西からも、北からも南からも。世界中のあらゆるところから、主イエスさまに招かれている!主イエスは私たちの間への神の国の到来を宣言なさいました!私たちは、キリストが宣言した神の国に生き始めています。
そこでは、私たちにとっては不思議なことが起こります。「そして、見よ。後の人が先になり、先の人が後になる。」普通ではありません。先の人は先であって、後の人は後です。それが逆になってしまったら、私たちの社会は正常にまわりません。月曜日に、動物園へ行きました。モルモットやハツカネズミとふれあえるコーナーに行きたかったのですが、行こうと思ったときには既に事前予約が一杯になっていました。ただ一つ、朝一番の枠だけが当日に整理券を配布するというので、開園前に並ぶことにしました。(モルモットを抱きたいという熱烈な要望があったのです。)当日は朝が心配でしたが予定時刻に無事出発し、整理券を取ることができました。ところが、整理券をもらったら、係の人に「後の人が先になり、先の人が後になる」なんてアナウンスされたらどうでしょう。いや、後から入れるなら良いのですが、その権利すらも放棄しなければならないとしたら・・・。
主イエスがおっしゃった神の国の不思議は、私たちの常識とは違います。主イエスは、自己責任だとか、実力主義だとか、早い者勝ちだとか、そういう物差しで神の国を紹介なさいません。神の国、それは完全な神の恵みだけによって完成する場所です。私たちの競争や理想が生み出すのではない。後の者や弱い者を愛し、慈しむ、神の恵みが確かにする場所、それが神の国です。
「後の者が先になり、先の者が後になる。」だから、私も神の国に招かれているのです。ただただキリストの恵みだけによって。「後の者が先になり、先の者が後になる。」だから私もキリストの憐れみを頂いているのです。

2024年4月26日の聖句

神を畏れ、その戒めを守れ。これこそ人間のすべてである。(コヘレト12:13) (イエスの言葉)「第一の戒めは、これである。『聞け、イスラエルよ。私たちの神である主は、唯一の主である。心を尽くし、魂を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』第二の戒めは...