2022年12月10日土曜日

2022年12月10日の聖句

私の造る新しい天と新しい地が、私の前にいつまでも続くように、あなたがたの子孫とあなた方の名も、いつまでも続くーー主の仰せ。(イザヤ66:22)
東から西から大勢の人が来て、天の国でアブラハム、イサク、ヤコブと一緒に宴会の席に着く。(マタイ8:11)

すごい御言葉だと思います。今日与えられている旧約聖書の御言葉です。
「私の造る新しい天と新しい地が、私の前にいつまでも続くように、あなたがたの子孫とあなた方の名も、いつまでも続くーー主の仰せ。」
神さまがお造りになる新しい天と新しい地。神さまはご自身がお造りになったこの世界を完成し、新しくする。神の国が来る。それが聖書の根本的な約束です。救いが完成する。その新しい天と新しい地が神さまの御前にいつまでも続く。それは、よく分かります。それだけ神さまの救いは完全であって、時間と共に廃れたり意味を失ったり滅びたりしてしまうことはない。永遠なる神さまの救いですから、永遠の御国に違いありません。
驚くのはその続きです。「私の造る新しい天と新しい地が、私の前にいつまでも続くように、あなたがたの子孫とあなた方の名も、いつまでも続くーー主の仰せ。」新しい天と新しい地がいつまでも続くように、私たちや私たちの子孫の名もいつまでも続く、と主なる神様ご自身がおっしゃるのです。驚くべきことです。
少し話が変わるようですが、聖書には霊魂不滅とか、生まれ変わりの思想はありません。肉体が死んで滅びても魂は残り続けるとは考えていないのです。私たちは、肉体も霊も魂も、すべていつかは滅んでしまう。私たちは死を前にして無力です。一時的な、儚い存在です。私たちは死んでも、私たちのことを覚えてくれている人はいるということが言われる場合もありますが、それもごく僅かな時間にすぎません。どんなに歴史上偉大な人物であっても、永遠ではない。そもそも誰に覚えられていても、死を乗り越えることはできない。ところが、そんな弱くて儚い、滅びるべき私たちを永遠に御心に留めてくださる方がおられます。死を前に無力に滅びるしかない私たちを、その永遠の御国に迎え、いつまでも続く救いに加えてくださる方がおられます。その方は、ご自分のお造りになる新しい天と新しい地がとこしえに続くように、ご自分の御前に私たちの名をいつまでも続けさせてくださいます。神さまの御国に私たちはとこしえに生きる。それが聖書の伝える大いなる救いの出来事なのです。

2024年4月19日の聖句

ノアは、すべて神が命じられたとおりに果たした。(創世記6:22) (イエスの言葉)「私のこれらの言葉を聞いて行う者は皆、岩の上に自分の家を建てた賢い人に似ている。」(マタイ7:24) 風水害や地震などの自然災害の多い場所に住んでいると、今日の主イエスの言葉はよく分かります。「岩の...