2023年3月10日金曜日

2023年3月10日の聖句

見よ、イスラエルを守る方は、まどろみもせず、眠ることもない。(詩編121:4)
一切の思い煩いを神にお任せしなさい。神が、あなたがたのことを心にかけていてくださるからです。(1ペトロ5:7)

今日の朝、どのような思いで迎えられたことでしょうか。いつもどおりに朝目覚めた方、寝坊した方、慌ただしく朝を過ごした方、まんじりともせずに夜を過ごした方、病床に伏せっておられた方、寝ている間に何度も目が覚めてしまった方、快眠で爽やかに朝目覚めた方・・・それぞれでしょう。しかし私たちがどのような朝を迎えたのだとしても、私たちは同じ神様の恵みにあずかっています。
「見よ、イスラエルを守る方は、まどろみもせず、眠ることもない。」
神様は私たちのために、まどろみもせず、眠ることもありません。私たちのために寝ずの番をして、私たちを守っていてくださいます。主は私たちのために寝ずの番をしてくださって、私たちが朝を迎えるために私たちを守っていてくださいました。それがどのような夜であったとしても、主が守ってくださっていました。
今日の朝の光も、神様が造ってくださったものです。主は私たちを暗闇の中に取り残すことはなく、私たちのために朝の光を与えてくださいました。そしてやがて私たちが天の御国においてキリストご自身が光となり、私たちを照らしてくださる朝が来る。その日、もう太陽さえも必要なくなるのです。
だから、聖書は私たちに言います。「一切の思い煩いを神にお任せしなさい。」私たちの思いは時に「煩い」になってしまいます。悩みに心を支配されてしまう。いや、向き合わねばならない事柄から逃げずに向き合い、そのために悩むことは大切なことです。私たちが自分の課題に取り組むこと自体は、神様が私たちにお与えになった大切な使命です。しかし、思い煩いに心が支配されて神様を見失ってしまうとしたら、それは本末転倒です。私たちは神様を仰ぐために生きているのですから。一切の思い煩いを神様にお任せしていい。「神が、あなたがたのことを心にかけていてくださるからです」。そう、私たちのためにまどろみもせず、眠ることもない方が、私たちを心にかけていてくださる。そして、私たちはこのお方の光に照らされる希望を抱いている。だから大丈夫。私たちはこのお方の不寝番を、昨夜も頂いてきたのですから。

2024年4月24日の聖句

恐れるな、もはや恥を受けることはないから。(イザヤ54:4) 天使は女たちに言った。「恐れることはない。十字架につけられたイエスを捜しているのだろうが、あの方は、ここにはおられない。復活なさったのだ。」(マタイ28:5~6) 「あの方は、ここにはおられない。」最初のイースターの朝...