2023年5月1日月曜日

2023年5月1日の聖句

そのしるしはいかに偉大であり、その奇跡はいかに力強いことか。その王国は永遠の王国、その支配は代々に及ぶ。(ダニエル3:33)
私たちは揺るがされない御国を受けているのですから、感謝して、神に仕えていきましょう。(ヘブライ12:28)

主イエス・キリストは「時は満ち、神の国は近づいた」と言って宣教なさいました。キリストが宣言した福音は、神の国の福音です。神の国が私たちのところへ来る。
私たちは主イエスのことを「キリスト」とお呼びします。キリスト、ヘブル語では「メシア」と言う。メシアとは、油を注がれた者という意味です。旧約聖書では油を注がれ、聖別されて就く職務として、王、預言者、祭司と三つあり、主イエスはまことの王、まことの預言者、まことの祭司としてキリストと呼ばれると言われます。それは確かにその通りなのですが、新約聖書が書かれた時代には、メシア・キリストの第一の意味は、何よりも「王」だったようです。主イエスはまことの王。一体どこの王なのか?神の国です。主イエスは神の国の王として、キリストと呼ばれる。
「そのしるしはいかに偉大であり、その奇跡はいかに力強いことか。その王国は永遠の王国、その支配は代々に及ぶ。」旧約以来、まことの神の支配が打ち立てられ、神の国がやってくると、神の民は信じてきました。例え自分たちの国がどんなにめちゃくちゃになり、自分たちの国がデタラメになったとしても、神はご自身の支配する力をもって私たちの王として私たちのところへ来てくださる。その約束されたまことの王、キリスト、それが主イエスなのです。
主イエスが私たちのところに来られ、十字架にかけられ、復活し、神のお立てになった王キリストであることがはっきりと示されました。主イエスが宣言した神の国は、このお方においてもう既に来ている。私たちは王であるキリストの支配する神の国にもう生き始めている。神の国の国民なのだ。ですから、聖書は私たちに訴えかけます。「私たちは揺るがされない御国を受けているのですから、感謝して、神に仕えていきましょう。」神の国の国民として、その民らしく生きよう、と言うのです。キリストが私たちのためにご自分の内臓を痛めて憐れみ、私たちを愛してくださった。私たちはこのお方の憐れみの内に生きる。このお方の憐れみを生きる。主が、私の内に働いてくださることを信じて。
今日、私たちの新しい一日は、主イエス・キリストの御国に生きる尊い一日です。祝福がありますように。

2024年12月27日の聖句

遠く地の果てまで、すべてのものが我らの神の救いを見た。(詩編98:3) また、幸いなる希望、すなわち大いなる神であり、私たちの救い主であるイエス・キリストの栄光の現れを待ち望むように教えています。(テトス2:13) すてきな言葉です。「幸いなる希望」と言っています。私たちにとって...