2023年6月8日木曜日

2023年6月8日の聖句

(ボアズのルツへの言葉)あなたがその翼のもとに逃れて来た主から、豊かな報いがあるように。(ルツ2:12)
キリストは来られ、遠く離れているあなたがたにも、また近くにいる人々にも、平和の福音を告げ知らせてくださいました。(エフェソ2:17)

ルツはダビデ王から見ると曾祖母に当たる人物です。ルツはユダヤ人ではなく、モアブ人でした。モアブ人とユダヤ人は犬猿の仲、宿敵のような存在でした。ルツは不思議な神さまの導きにあずかってボアズの妻となり、二人の間に産まれた子オベドはエッサイの父となり、エッサイの息子たちの末っ子がダビデと名付けられた。
モアブの女ルツ。ユダヤ人から見ると、恐らく神さまから最も遠いところにいる人ということになったのではないかと思います。しかし、彼女は主の翼の下に逃れてきた。ボアズはそのように言います。確かに遠く離れていたのかも知れない。ところが主なる神さまは、ご自分の御許に逃れてくるものを必ず受け入れ、御許に引き寄せてくださる。豊かな報いがある。
私たちも同じではないでしょうか。私たちも、そもそもは神を知らず、神と関わりなく生きてきた。そんな私たちがご自分の翼の下に逃れてくるのを神さまは受け入れてくださり、母鳥がその雛を守るように私たちを守ってくださいました。だから、私たちは今ここにいるのです。
「キリストは来られ、遠く離れているあなたがたにも、また近くにいる人々にも、平和の福音を告げ知らせてくださいました。」主イエス・キリストにあって、もはや遠く離れているものも近くにいるものもありません。誰もが招かれ、誰もが主の御翼の陰で憩うことができる。主イエスさまの守りが今日も豊かにありますように。主なる神さまの御許にある雛のように、神さまの御許で憩う一日でありますように。

2024年12月26日の聖句

私が主、彼と共にいる彼らの神であり、彼らがわが民イスラエルの家であることを、彼らは知るようになるーー主なる神の仰せ。(エゼキエル34:30) 今日ダビデの町に、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。(ルカ2:11) 天使が羊飼いたちに向かって宣言し...