2024年7月4日木曜日

2024年7月4日の聖句

幸いな者、弱い者を思いやる人は。
災いの日に、主はその人を救い出してくださる。(詩編41:2)
善い行いと施しとを忘れてはなりません。このようないけにえこそ、神は喜ばれるのです。(ヘブライ13:16)

弱い人に向かう神さまのまなざしは、私たちの思いを遙かに超えています。例えば申命記第24章5節以下を読むと、質草や担保の品によって貧しい人を苦しめてはならないと定められています。石臼を質草にしてはいけない。臼がないとパンを作れないからです。貧しい人に金を貸すときに上着を担保にしたなら、夜になったら返してやれ、とも言われています。そうでないと彼が凍えてしまうから。あるいは貧しい雇い人を低賃金で虐げてはならない、とも命じられています。実際に旧約の舞台になった社会の中でそれらが実現されていたのかどうかは分かりません。このように命じなければならない現実があった、ということなのかもしれない。しかし、現代社会でも問題になっているような事柄について、聖書自体は現代よりもずっと先を進んでいることは確かです。
「幸いな者、弱い者を思いやる人は。」なぜか。「災いの日に、主はその人を救い出してくださる。」主ご自身がその思いやりを憶えていてくださる。主が報いてくださる。だから、お返しのできない人を思いやるあなたは幸いだ、と言うのです。
「善い行いと施しとを忘れてはなりません。このようないけにえこそ、神は喜ばれるのです。」神は私たちの愛の業を喜んでくださいます。例えそれが小さくても、神ご自身が御心に留め、喜んでくださることを信じて、その小さなことに忠実でありたいと願います。主イエス・キリストの恵みが今日もあなたにありますように。

2024年9月16日の聖句

主なる神が私を助けてくださる。 それゆえ、私は恥を受けることはない。(イザヤ50:7) (ペトロは)風を見て怖くなり、沈みかけたので、「主よ、助けてください」と叫んだ。(マタイ14:30) 湖の真ん中で強風のために立ち往生していた小舟。その舟には主イエスがおられませんでした。主イ...