2024年11月4日月曜日

2024年11月3日の聖句

今週の聖句:
王の王、主の主、唯一の不死の存在である方に、誉れと永遠の支配がありますように。(1テモテ6:15c,16a,c)

今日の聖句:
富が増えても、心を奪われるな。(詩編62:11)
善を行い、良い行いに富み、物惜しみをせず、喜んで分け与えるように。(1テモテ6:18)

富の持つ力、私たちの心を奪い取る力は本当に大きいです。自分がその力にどんなに弱いかを思わされます。富は貪欲の入り口です。しかし困ったことに、富がなくては生きていかれません。私たちは物々交換の社会に生きているわけではないし、その日暮らしでは社会的な責任を果たすことさえままなりません。この社会の中でと見なしで生きることなんてできない。
しかしそれは、21世紀の日本だからではない。2000年前のユダヤにだって富はありました。ダビデの時代にだってありました。アブラハムにとっては羊の群れが富だったでしょう。アブラハムの甥であるロトの心を奪ったのは、ソドムやゴモラという町のきらびやかさ、つまり富でした。いつの時代でも富の持つ力は強いのです。
その誘惑への処方箋を、使徒パウロはこのように伝えています。「善を行い、良い行いに富み、物惜しみをせず、喜んで分け与えるように。」分け与えること。これが富の正しい使い方だ、と言うのです。自分のものとしてため込むのではなく、分け与える。そこに私たちの自由の道がある。思えば、主イエス・キリストこそ、私たちのために天の富をすべて分け与えてくださったお方です。分け合い、与える。キリストがしてくださった愛の満ちに、私たちの自由がある。御言葉はそう告げています。

2025年4月4日の聖句

主は私たちを再び憐れみ、私たちの罪をことごとく、海の深みに投げ込まれる。(ミカ7:19) 私たちが自分の罪を告白するなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、あらゆる不正から清めてくださいます。(1ヨハネ1:9) なんてありがたい御言葉なのでしょうか。主は私たちを憐れんでく...