2024年12月24日火曜日

2024年12月24日の聖句

あなたの神、主があなたに与えられた祝福に応じて、おのおの手ずから贈り物をしなければならない。(申命記16:17)
(東方の博士たちは)ひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。(マタイ2:11)

東方の博士たちが幼子イエスにお献げした三つの贈り物、黄金、乳香、没薬。この三つについては聖書には直接この三つのささげ物の意味が書かれていませんが、いろいろな人が思いを巡らしてきたようです。もちろん想像の域を出ないのですが、ある人はこのように言います。黄金は王であることを現し、乳香は神への香り良きささげ物、没薬は十字架の死を現す。すてきな想像です。
私が一番好きな説は、この三つが博士たちの商売道具だったのではないか、というものです。新共同訳聖書では「博士たち」のことを「占星術の学者たち」と翻訳していました。「博士」という言葉は原語ではマゴスという単語で、魔術師というような意味もある言葉です。東の外国からやって来た魔術師たち。かなり、怪しさたっぷりです。彼らは占いのために星空を見上げて、その結果として、ユダヤ人の王の誕生のしるしを見つけてやって来たのです。そんな人たちが自分たちのこれまでの商売道具だった黄金・乳香・没薬を主イエスに献げてしまいました。主イエスと出会って、彼らは人生変わったのです。それまでとは生き方が変わったのです。
「あなたの神、主があなたに与えられた祝福に応じて、おのおの手ずから贈り物をしなければならない。」この「贈り物」は、自分自身を献げるような、これまでの自分の生き方を神に差し出してしまうような、そういう贈り物なのではないでしょうか。私そのものを献げる。そんなささげ物は取るに足りないものかもしれません。しかし、神はそれを喜んで受け入れてくださいます。神はあなた自身を望んでおられるのです。

2024年12月24日の聖句

あなたの神、主があなたに与えられた祝福に応じて、おのおの手ずから贈り物をしなければならない。(申命記16:17) (東方の博士たちは)ひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。(マタイ2:11) 東方の博士たちが幼子イエスにお献げした三つの贈り物...