2025年5月15日木曜日

2025年5月15日の聖句

神よ、砕かれ悔いる心を
あなたは侮りません。(詩編51:19)
(イエスの言葉)徴税人は遠くに立って、目を天に上げようともせず、胸を打ちながら言った。「神様、罪人の私を憐れんでください」。言っておくが、義とされて家に帰ったのは、この人である。(ルカ18:13~14)

「義とされて家に帰った」というこの人は、徴税人でした。
聖書を読み慣れると、徴税人に対してとても好いイメージが湧いてくると思います。一所懸命に木に登ってイエス様を見ようとしたザアカイ。主イエスと一緒に食事をした徴税人の仲間たち。しかし、私たちが抱いている徴税人に対するイメージは、恐らく、2000年前にユダヤに生きていた人たちの抱いていた徴税人に対するイメージとはかなり違っていると思います。徴税人、それはそのまま「罪人」と同義の言葉でした。神様の約束によって支えられてきたユダヤの国と愛すべき同胞を裏切り、庶民の生活を食い物にして金を巻き上げ、嘘をつき、虎の威を借りる厭な狐。今の私たちのイメージで言えば、反社会勢力とか、匿名流動型犯罪集団とか、そういうものに近いと思います。
しかし、どんな悪人であっても、どんなにひどい罪人であっても、神には新しくすることがおできになります。神は、その人を聖徒とすることがおできになります。この徴税人は「遠くに立って、目を天に上げようともせず、胸を打ちながら言った。『神様、罪人の私を憐れんでください』。」神は、この一人の罪人を憐れんでくださるお方です。人からどんなに「見込みなし」と思われても、皆が「どうしようもないクズ」と見なしていても、キリストはそのようにはご覧にならない。そうであるからこそ、私でさえも救われたのです。
「神よ、砕かれ悔いる心をあなたは侮りません。」この言葉は、まことに真実なのです。

2025年6月14日の聖句

女が見ると、その木は食べるに良く、目には美しく、また、賢くなるというその木は好ましく思われた。(創世記3:6) 世も、世の欲も、過ぎ去ります。しかし、神の御心を行う者は、永遠にとどまります。(1ヨハネ2:17) 蛇が女を唆した言葉は、これです。「いや、決して死ぬことはない。それを...