2025年6月23日月曜日

2025年6月23日の聖句

主はすべてのものに恵み深く、その憐れみは造られたものすべての上に及ぶ。(詩編145:9)
被造物自体も、滅びの束縛から解放され、神の子どもたちの栄光の自由にあずかります。(ローマ8:21)

今日のローマの信徒への手紙に出てくる「被造物」というのは、人間以外の神に造られたもの全部を指しています。神に造られた世界全体が、滅びから解放される日を待ち望んでいる。神の子どもたちの栄光の自由にあずかる日を待っている。この「神の子たち」というのは、神を信じる人間たちのこと。神がキリストによって人間を救い、ご自分の子としてくださる。その栄光は人間だけには留まらず、すべての造られたものに及んで、この世界そのものの救いとなる。本当にスケールの大きな救いを、ここで使徒パウロは語り出しています。
それは、「主はすべてのものに恵み深く、その憐れみは造られたものすべての上に及ぶ」と言われているとおり、主なる神さまの恵みがどこまでも深いからです。神の憐れみの届かない場所も、神の恵みの外にいるものもいない。すべての造られたもののために伸ばされる神の御手は、私たちすべてのものを包み込んでくださいます。
この世界にあるすべてのものは神に造られたもの。私たちも、すべての生きているものも、それらを取り巻く環境も、すべてです。私たちが共に生きる家である自然環境、共に神の救いを待ち望む私たち造られたすべてのものを、同じ家に生きる仲間として大切にし、尊び、そこに現れている神の愛の手を感じ取るみずみずしい感性を養いましょう。この世界には神の愛が溢れている。あなたにはそれが見えますか?

2025年7月2日の聖句

主は高くおられ、低くされた者を顧みる。遠くから、高慢な者を見抜かれる。(詩編138:6) (ある金持ちの言葉)「魂よ、この先何年もの蓄えができたぞ。さあ安心して、食べて飲んで楽しめ。」しかし、神はその人に言われた。「愚かな者よ、今夜、お前の魂は取り上げられる。お前が用意したものは...