2025年8月23日土曜日

2025年8月23日の聖句

あなたは私のために銀を払って菖蒲を買うこともなく
いけにえの脂肪で私を満足させることもなかった。
かえって、あなたの罪で私に労苦させ
あなたの過ちで私を疲れさせた。
私、この私は、私自身のために
あなたの背きの罪を消し去り
あなたの罪を思い起こすことはない。(イザヤ43:24~25)
イエスはお答えになった。「私の父は今もなお働いておられる。だから、私も働くのだ。」(ヨハネ5:17)

突然「菖蒲」が登場していて何のことかと戸惑いますが、出エジプト記第30章22節を見ると、菖蒲が最上の香料の一つとして登場しています。神に燃やして献げる香の一つでした。礼拝でのささげ物です。脂肪も同じように焼いて神に献げるものですが、こちらは明らかに高価な物です。菖蒲や脂肪は、それらを神に献げて礼拝するためのものです。
ところがそのように神を礼拝すること、自分の懐を痛めて神にささげ物をすることもしようとせず、自分の罪を悔い改めて神の前に身をかがめることもなく、神を疲れさせている、と言われています。私たちは、自分の罪を真剣に悔い、生き方を改めることをしているのか。そう問われ、神ご自身がその問に答えておられます。私たちは誰も、神が欲しておられる真剣さをもってそれをしていない、と。
しかし、神は今日も働いてくださっています。「私の父は今も働いておられる」とキリストは言われます。だから、キリストご自身も働いておられる。何のために?「あなたの背きを消し去り」と言われます。私たちの罪を消し去るため、私たちを救うために、神は今日も働いてくださっています。
この事実を、畏れをもって覚えましょう。神の御前に謙って、この事実を受け入れましょう。私たちよりも先に、神ご自身が働いてくださっています。私たちの思うところに先立って、神ご自身の御心によって神は働いてくださっています。「私、この私は、私自身のために、あなたの背きの罪を消し去り、あなたの罪を思い起こすことはない。」

2025年9月4日の聖句

あなたを助ける父の神により、あなたを恵まれる全能者による。(創世記49:25) 福音は、信じる者すべてに救いをもたらす神の力です。(ローマ1:16) 今日の旧約の御言葉は、25節全体を含めて見ると聖書協会共同訳ではこのように翻訳されています。「お前を助ける父の神から、お前を祝福す...