2019年1月5日土曜日

2019年1月5日(創世記8~9)

今日の通読箇所:マタイによる福音書6:1-18、創世記8~9、詩編7

創世記8~9;
「神は、ノアと彼と一緒に箱舟にいたすべての獣、すべての家畜を忘れることなく、地上に風を送られたので、水の勢いは収まった。また、深淵の源と天の窓を閉ざされ、天からの雨は降りやんだ。(9:1-2)」
地上のすべてを覆う洪水の勢いからして、そこに漂う一艘の箱舟のなんと小さなことでしょう。それなのに、神様は、そのような小さな箱舟とさらに小さな乗組員たちを心にとめ、洪水を止められたのです。
私はこの小さな箱舟に、私たちの教会の姿を重ねてみないわけにはいきません。私たちがどんなに小さくても、神様は私たちを忘れることがないのです。主イエスはおっしゃいます。「小さな群れよ、恐れるな、あなたがたの父は喜んで神の国をくださる。(ルカ12:32)」私たちは、どうしようもなく、小さなことが恐ろしいのです。私たちを取り巻く洪水はなんと大きく、その前にいる私たちはなんと小さく無力なことでしょう。私たちにはこの洪水をとどめることも、終わらせることもできないのです。
しかし、神様が深淵の源と天の窓を閉ざしてくださいます。何より、この洪水の後、神様ご自身が誓ってくださったのです。「私は雲の中に私の虹をおいた。これが私と地との契約のしるしとなる。私が地の上に雲を起こすとき、雲に虹が現れる。その時、私は、あなたがたと、またすべての肉なる生き物と立てた契約を思い起こす。大洪水がすべての肉なるものを滅ぼすことはもはやない。(9:13-15)」
私たちは無力です。しかし、神様は洪水を終わらせることができます。そして、その方は再び洪水という混沌の力に私たちを飲み込ませ、滅ぼすことはなさらない。だから、小さな群れは恐れなくていいのです。「主我を愛す。主は強ければ、我弱くとも恐れはあらじ。」アーメン!

2025年1月10日の聖句

(主の言葉)彼らが私を畏れ、私のすべての戒めを守る心をいつも自分の中に持ち続け、彼らもその子孫も、いつまでも幸せであるように。(申命記5:29) あなたがたに新しい戒めを与える。互いに愛し合いなさい。私があなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。あなたがたの内に...