2019年3月28日木曜日

2019年3月28日(申命記5〜6)

今日の通読箇所:マルコによる福音書7:24~37、申命記5~6、詩編104

申命記5~6;
「聞け、イスラエルよ。私たちの神、主は唯一の主である。心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くしてあなたの神、主を愛しなさい(6:4~5)」。申命記のこの部分の冒頭、「聞け、イスラエルよ」は原語のヘブライ語では「シェマー・イスラエル」と発音します。そのことから、6:4から始まるこの部分を「シェマー」と呼びます。今でも、ユダヤ教の人は朝に夕にシェマーを唱えるそうです。私たちが主の祈りを祈るのと同じように。
しかし、これはもちろんユダヤ教の人ためだけの言葉ではありません。私たちキリスト者にとっても、とても大切な御言葉です。その証拠に、主イエスはこの言葉を律法の一番大切な言葉だとおっしゃいました。「私たちの神、主は唯一の主である。心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くしてあなたの神、主を愛しなさい。」神様を愛することこそ、神様から私たちへの何よりも求めです。
冒頭の言葉に続けて、このようにあります。「今日私が命じるこれらの言葉を心に留めなさい。そして、あなたの子どもたちに繰り返し告げなさい。そして、あなたの子どもたちに繰り返し告げなさい。家に座っているときも、道を歩いているときも、寝ているときも、起きているときも唱えなさい(5~7節)」。今、礼拝の中で子どもたちの暗証聖句をしています。子どもだけではなく、私たち大人にとっても大事なことなのだと、この御言葉を読んで思いました。御言葉を繰り返し唱える。記憶する。それはちょうどスポーツの練習をするようなものです。繰り返し、繰り返しトレーニングしなければできません。道を歩いていても、座っているときも唱える。そうやって私たちの心に刻まれた御言葉は、どんな泥棒にだって奪うことはできない。覚えるのは、大変です。子どものようにはなかなかいきません。しかし、たった一言の御言葉がどんなにすばらしい恵みをもたらすことか!それは、この歴史を生きたたくさんの信仰者たちが証明してくれることです。

2024年12月26日の聖句

私が主、彼と共にいる彼らの神であり、彼らがわが民イスラエルの家であることを、彼らは知るようになるーー主なる神の仰せ。(エゼキエル34:30) 今日ダビデの町に、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。(ルカ2:11) 天使が羊飼いたちに向かって宣言し...