2019年4月28日日曜日

2019年4月28日(ヨシュア記14〜15)

今日の通読箇所:ペトロの手紙一1、ヨシュア記14~15、詩編120~121

ヨシュア記14~15;
土地の割り当ては、公平にくじによりました。「主がモーセを通して命じられたように、九つの部族とマナセの部族の半数の相続地はくじで割り当てられた(14:2)」。ここではその中でも特にユダ族に割り当てられた土地について記録しています。
その中でも特別な存在が、カレブでした。彼はかつてヨシュアや他の10人(10部族それぞれからの代表者)と一緒に、カナンの地を偵察に行きました。その地は飛べもすばらしい場所で、豊かな作物が実っていた。しかし、そこには自分たちより遙かに強くて大きな民がおり、とても適うとは考えられなかった。それで、偵察隊のうちの10人は、カナンの地に行くのはやめようと言い出した。ところが、カレブとヨシュアだけは、神の約束を信じて断然攻め込むべきだと主張します。人々はカレブとヨシュアの意見は無視し、他の10人の言うことを信じてしまった。そのことが原因で、この事件が起きたときにすでに成人していた者たちは一人も約束の地にはいることなく、荒れ野で死にました。神様は、神様を信じ従い通したカレブを祝福し、言ったのです。「あなたの足が踏んだ地は、とこしえにあなたと、あなたの子孫の相続地になる。あなたはわが神、主に従い通したからである(14:9)」。今、この約束が実行に移され、カレブにはヘブロンという名の土地が特別に与えられたのです。
神様がお喜びになったのは、主の約束をただまっすぐに信じるカレブの信仰です。神の恵みの約束がここに待っていると信じた。それがカレブの信仰です。そこにある神の恵みを信じるとき、その恵みは私たちの前に具体的な姿を取って現れてきます。私たちの常識や人生経験からの類推は、私たちが思っているほどには信ずべき価値があるわけではないのではないでしょうか。

2024年4月26日の聖句

神を畏れ、その戒めを守れ。これこそ人間のすべてである。(コヘレト12:13) (イエスの言葉)「第一の戒めは、これである。『聞け、イスラエルよ。私たちの神である主は、唯一の主である。心を尽くし、魂を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』第二の戒めは...