今日の通読箇所:使徒言行録5:1~20、サムエル記下9~10、ヨブ記18
サムエル記下9~10;
ダビデが治めるイスラエルは、周辺諸国にも勝利を収め、ダビデの治世は絶頂を極めようとしています。第10章はアンモン人の王ハヌンとの戦いです。最初ダビデはハヌンに誠意を示そうと、彼の父を弔問するために使節を遣わしました。ところが破竹の勢いのダビデを恐れたハヌンの部下たちは、王にダビデに悪意ありと吹き込み、使節はひどい屈辱を受けて追い返されてしまったのです。それで、ダビデは激しく怒り、アンモン人との戦いが始まりました。ダビデの憎しみを買ったと悟ったアンモン人は、アラム人に応援を頼み、ダビデ率いるイスラエル軍対、アンモン軍とアラム軍の戦いになりました。結局、この戦いはヨアブやアブシャイといった有能なダビデの将軍の活躍もあってイスラエルの大勝利に終わるのです。
そんな大成功を収めていた時期に、ダビデがどのように生きていたのか。今朝の箇所である第9章と、明日の箇所である第11章とでは、対照的な生き方が描かれています。今日はそのうちの第9章です。
ダビデはサウルの家に生き残りがいれば、ヨナタンのためにその人に誠意を尽くしたいと言います。かつて、ダビデとヨナタンは約束していたのです。ヨナタンは言います、「私が生きているかぎり、主の慈しみを私に示すように。たとえ、私が死んだとしても、あなたの慈しみを私の家からとこしえに絶たないでほしい(サムエル記上20:14~15)」。ダビデも、喜んで彼と契約を結びました。今、ダビデはその約束をヨナタンの息子のメフィボシェトに果たすのです。メフィボシェトは足の萎えた人でした。ダビデは彼を保護し、サウルの領地を彼に与えることを約束し、メフィボシェトは生涯私と同じ食卓に着くと約束ます。普通、前の王朝の王家の子孫は皆殺しにされます。クーデターを起こすときの旗印になりますから。しかし、ダビデはそうしませんでした。ヨナタンとの友情のために、共に神の前で誓った誓いのゆえに、メフィボシェトに慈しみを示したのです。ダビデは、そのような誠実と篤い愛に生きる人物でした。自分の人生の絶頂のときにも、かつての約束を守る誠実さが、この人にはあったのです。-
2024年12月24日の聖句
あなたの神、主があなたに与えられた祝福に応じて、おのおの手ずから贈り物をしなければならない。(申命記16:17) (東方の博士たちは)ひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。(マタイ2:11) 東方の博士たちが幼子イエスにお献げした三つの贈り物...
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神によって私たちは力を振るいます。(詩編60:14) きょうだいたち、神の憐れみによってあなたがたに勧めます。自分の体を、神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい。(ローマ12:1) 今日の二つの御言葉がいっしょに掲げられているというのは本当に面白いなと思います。神によっ...
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さがみ野教会の皆さま おはようございます。 気持ちのいい、爽やかな秋空の朝を迎えました。お変わりなくお過ごしでしょうか。 明日14日の日曜日の礼拝は成長感謝礼拝(子ども祝福式)です。 讃美歌や説教などが子ども向けのものとなり、大人と子どもとが共に神さまを礼拝し、子どもたちへの祝福...
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仲間に向かって平和を口にするが心には悪意を抱いている「神に逆らう者」いる。しかし、私は主を呼び求めます、と告白する。「至聖所に向かって手を上げ、あなたに救いを求めて叫びます。」新約の信仰に生きる者にとって、この至聖所はキリストがおられる「恵みの座」であり、我らは大胆にもそこに近...