2020年12月14日月曜日

2020年12月14日(ヨハネの黙示録14)

ヨハネの黙示録14
また、私が見ていると、小羊がシオンの山に立ち、小羊と共に十四万四千人の者たちがいて、その額には小羊の名と、小羊の父の名とが記されていた。私は、大水のとどろきのような、また激しい雷鳴のような音が天から響くのを聞いた。私が聞いたその音は、琴を弾く者が奏でる竪琴の響きのようであった。彼らは、玉座の前、また四つの生き物と長老たちとの前で、新しい歌を歌っていた。この歌は、地上から贖われた十四万四千人の者たちの他は、誰も覚えることができなかった。

地上から贖われた十四万四千人の他は誰も覚えることのできない新しい歌。一体、どのような歌なのでしょう。大水の轟きのようであり、雷鳴のような音。琴を弾く者が奏でることの響きのような音。十四万四千人もの人たちの歌声というのですから、本当にスケールが大きい。これがどういう歌なのかは、私たちがやがて天でこの大合唱団に入るまでは知るよしもないと言わねばならないのでしょう。
しかし、同時に、私たちが地上の片隅で献げている賛美歌も、この天の大聖歌隊の一端に加えて頂いていると私は信じています。私たちも、天の聖歌隊が歌っているのと一緒になって、新しい歌を歌っている。
この「新しい歌」という言葉を見ると、私は詩篇第40編を思い出します。「主は私を滅びの穴、泥沼から引き上げて、私の足を岩の上に立たせ、歩みを確かなものとし、私の口に新しい歌を、我らの神への賛美を授けてくださった。」私の口に新しい歌を授けてくださるのは、主なる神様ご自身だと言います。賛美の歌は私たちの内から湧き上がってくるのではない。神様ご自身が授けてくださるのです。私たちの口に、新しい歌を。この新しい歌を、私たちは神さまに献げる。
この世界は獣に支配されている。少なくとも、殆どの人はそう信じています。「イエスに対する信仰を守り続ける聖なる者たちの忍耐」が必要です。私たちが忍耐することができるのは、「彼らは労苦を解かれて、安らぎを得る」と神が約束してくださっているからです。そして、私たちはただじっと耐え忍ぶのではなく、神に向かって賛美の歌を歌いながら、キリストを待ち望みます。神が授けてくださった新しい歌を神に献げ、神を礼拝しつつ、今この日々を喜んで生きていくのです。

2024年12月27日の聖句

遠く地の果てまで、すべてのものが我らの神の救いを見た。(詩編98:3) また、幸いなる希望、すなわち大いなる神であり、私たちの救い主であるイエス・キリストの栄光の現れを待ち望むように教えています。(テトス2:13) すてきな言葉です。「幸いなる希望」と言っています。私たちにとって...