2021年2月10日水曜日

2021年2月10日(詩編47〜48)

詩編47~48
すべての民よ、手を打ち鳴らせ。
喜びの歌声で、神に歓呼の叫びを上げよ。(47:2)
神は喜びの叫びの中を上られる。
主が角笛の音の中を上られる。
ほめ歌え、神をほめ歌え。(47:6~7)

全地に君臨する偉大な王である神に向かう賛美の歌です。手を打ち鳴らし、神に向かって歓呼の声を上げようと呼びかけています。
今は緊急事態宣言下で、その前からではありますが、礼拝を短くし、讃美歌の曲数も歌う節数も短縮しています。皆でマスクを外して思いっきり讃美歌を歌える日がとても待ち遠しいです。まだしばらくはかかるでしょうが、その日はいつか来ると信じています。何よりも私たちの神に賛美を献げる心に変わりはありません。私たちは心から神を賛美し、歓呼の声を上げます。それが例え今小さな声にせざるを得ないとしても、私たちの神を賛美する思いは何一つ変わらることはないのです。
「まことに神は全地の王。ほめ歌え、優れた歌を」(8節)。キリストをほめたたえ、この方こそ全地の王と賛美すると、私たちはその賛美の歌から教えられて、キリストこそ王という信仰を新しくされます。そうすると、私を支配しているのはコロナでも世間の空気でも権力でもなくキリストであることに気づくことができます。賛美は私たちの貴い賜物です。

シオンの周りをひと巡りし
やぐらを数え
城壁に心を向け、城郭に分け入ってみよ
後の世に語り伝えるために。
この方こそ神、代々とこしえに我らの神。
神は、死を越えて、私たちを導かれる。(48:13~15)

後の世のことを語ります。次の世代に告げ知らせるべきは、我らの神こそ代々とこしえの神だということです。私たちはこの信仰を次の世に伝えるために、そのバトンを今受け継いでいます。この方は、死を越えて私たちを導いてくださる。
とても刹那的な世の中です。だからこそ、死を越えた価値を知っていること、次の世代に手渡すべき良き知らせを持っていることはますます尊いと私は信じています。神さまの御業を私たちが深く知り、私たちを祝福して止まない神さまを賛美する素晴らしさに生きる喜びを喜び続けるならば、必ず、これから私たちの教会に来る人々もここで神と出会うことができるはずです。

2024年12月26日の聖句

私が主、彼と共にいる彼らの神であり、彼らがわが民イスラエルの家であることを、彼らは知るようになるーー主なる神の仰せ。(エゼキエル34:30) 今日ダビデの町に、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。(ルカ2:11) 天使が羊飼いたちに向かって宣言し...