2021年3月15日月曜日

2021年3月15日(詩編84)

詩編84
万軍の主よ
あなたの住まいはなんと慕わしいことでしょう。
私の魂は主の庭に思い焦がれ、絶え入りそうです。
生ける神に向かって、身も心も喜び歌います。
あなたの祭壇の傍らに小鳥さえも住みかを見つけ
つばめも巣をかけて、雛を育てています。
万軍の主、わが王、わが神よ。
幸いな者、あなたの家に住む人は。
彼らは絶えずあなたを賛美します。(2~5節)

美しい詩編、美しい祈りの言葉です。神のおられるところ、神の住まいとその庭をしたい求める人の祈りの言葉です。この詩編で言っている神の住まいや主の庭というのは、恐らく具体的にはエルサレムの神殿のことでしょう。しかし今私たちがこの詩編の祈りの言葉を自分自身の祈りとするときには、もちろん、エルサレムだけのことを考える必要はないと思います。神さまのお住まい、主の庭、それは、私たちが神を礼拝するところです。神を礼拝する共同体。教会。神さまはそこにご自分のお名前をとどめ、そこで私たちと出会ってくださる。
神を礼拝するための祭壇。そこは小鳥も慕う場所。つばめが安心して子育てをする場所。小鳥もつばめもその雛も、神に造られたものとして、神の御側にいることを喜びます、とこの詩編は祈ります。空の鳥も、野の花も、海の魚、大地の獣、空の星、すべての造られたものが神をしたい求め、神を賛美している。そうやって神を慕い求めて生きるならば、この言葉が実現することでしょう。「嘆きの谷を通る者たちはそこを泉に変えます」(7節)。私たちも神に造られたものとして、神の前に賛美を献げて生きていきます。

あなたの庭で過ごす一日は
私の選んだ千日にもまさる。(11節)

神さまは私たちをご自分の住まい、ご自身の庭に招いてくださっています。私たちが神さまの御前で神を礼拝し、賛美に生きるために、私たちを御許に招いてくださっているのです。

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