2021年3月22日月曜日

2021年3月22日(詩編91)

詩編91
まことに主はあなたを救いだしてくださる。
鳥を捕る者の網から
死に至る疫病から。
主は羽であなたを覆う。
あなたはその翼のもとに逃れる。
主はまことの大盾、小盾。
夜、脅かすものも
昼、飛び来る矢も
あなたは恐れることはない。
闇に忍び寄る疫病も
真昼に襲う病魔も。(3から6節)

この詩編は非常にはっきりと、病を見つめています。病によって蝕まれる肉体を抱えながら、しかし神さまを呼び求めています。「わが逃れ場、わが城、わが神、わが頼みとする方」と。そのようにして助けを求める者を神さまは必ず助けてくださるという信仰が告白されている詩編です。
神さまはまことに私たちを救い出してくださる方です。親鳥が雛をその羽で守るように、神さまは私たちをご自分の翼で覆い、すべての災いから私たちを守ってくださいます。しかし私たちも知っているとおり、どんなに神さまを信じていても、病気になります。世界的なパンデミックの中で、キリスト者だけがそれを免れるということはありません。しかし、神さまが私たちのための盾となっていてくださること、どんな疫病も闇も、どのような災いも、恐れるには足りないことを私たちは知っているし、信じています。昼も夜も私たちを祝福するキリストの手が下ろされることはないし、私たちへの神の愛は変わることがないのです。
この詩編に示されている信仰を抱き続けることは、特にこのような時代にあっては勇気のいることです。私たちの目に見える現実がこれに逆らっているからです。しかし、だからこそ「信じる」ということは貴いことであると思います。私たちは信じる。信じればすばらしい御利益があること、信じるというコストに見合ったご褒美やリターンがあることを信じるのではありません。ただ今もキリストの愛に変わりはないことを私たちは信じます。今日も、神が私の前で私のための盾になっていてくださることを、何者も恐れる必要はないことを私たちは信じて、キリストと共に今日という日を生きていきます。

2024年4月18日の聖句

シオンに住む者よ、叫び声を上げて、喜び歌え。 イスラエルの聖なる方は、あなたのただ中にいます偉大な方。(イザヤ12:6) 言は肉となって、私たちの間に宿った。私たちはその栄光を見た。(ヨハネ1:14) 「イスラエルの聖なる方は、あなたのただ中にいます」と、聖書は言います。私たちの...