2021年6月14日月曜日

2021年6月14日(詩編148)

詩編148
地上から  主を賛美せよ。
海の竜たちよ、すべての深淵よ
火よ、雹よ、雪よ、霧よ
御言葉を成し遂げる激しい風よ
山々よ、すべての丘よ
実を結ぶ木よ、すべての杉の木よ
生き物よ、すべての獣よ
地を這うものよ、翼のある鳥よ
地上の王たちよ、すべての民よ
高官たちよ、地上のすべての支配者よ
若者もおとめも
老人も子どもも共に。
主の名を賛美せよ。(7~13節)

讃美歌550番に「大地よ、星々よ」という歌があります。とっても楽しい歌で、この詩編第148編から生まれた讃美歌です。最初はこの詩編の言葉をほとんどそのままになぞるようなかたちで「大地よ、星々よ、主に向かって歌え」と始まります。神さまのすばらしい御業を崇め、賛美の声を献げようと言います。興味深いのは2節からのところです。
機械やハンマーの音、主に向かって歌え
働く人たちも 歌え、新しい歌
と歌うのです。もちろん機械なんて聖書の時代にはなかったわけですが、現代の人間が働く営みもまた神を賛美している。神さまに造られた山々や木々、動植物や雹や雪や霧と共に、神を賛美している。すてきな讃美歌だと思います。
私たちの今日の営みも、神さまを賛美するものでありますように。私たちの握る包丁の音、鍋で煮炊きする音、ペンを走らせる紙の音、キーボードを叩くパソコンの音、土を耕す音、すべての営みから響く音が神を賛美するものでありますように。

2024年4月25日の聖句

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