2021年9月18日土曜日

2021年9月18日の聖句

主が御顔を向けてあなたを照らし、あなたに恵みを与えられるように。(民数記6:25)
イエスは弟子たちに言われた。「あなたがたに平和があるように。父が私をお遣わしになったように、私もあなたがたを遣わす。」(ヨハネ20:21)

今日の旧約聖書の御言葉は、アロンの祝福と呼ばれる言葉の一部です。礼拝の最後の祝福の言葉として用いられることもあります。祝福の宣言によって私たちの一週間が始まります。
大学一年生から二年生になる春休みに、アメリカへ行きました。牧師にお願いして紹介して頂き、カンバーランド長老教会の教会にもいくつか訪問させて頂きました。楽しい旅でした。教会に伺ったので、たくさんの牧師たちと出会いました。教会に行って、会って、しばらく話して別れるとき、牧師たちは大きな手で握手をして、私にGod bless youと力強く言ってくださいました。祝福を告げる言葉で別れる。とても嬉しい経験でした。また、この旅で教わったのはgoodbyeという別れの挨拶も、もとはGod be with you、神さまがあなたと共にいますようにという祝福の言葉だということです。いずれも相手のための神の祝福を求めて別れる。美しい別れの挨拶です。
「主が御顔を向けてあなたを照らし、あなたに恵みを与えられるように。」私たちの今日という一日も、この祝福をもって始まります。私たちは神の御顔の光の中で、神の恵みの光の中で、今日という一日を生きていきます。
キリストは「あなたたちに平和があるように」と言われました。キリストの平和、キリストが宣言してくださった平和が、私たちの一日の歩みを追ってきます。そして、キリストがこの平和を告げてくださったのは、「父が私をお遣わしになったように、私もあなたがたを遣わす」という派遣の言葉と共に、キリストに遣わされる者への祝福の挨拶です。私たちの一日は、キリストに遣わされて歩む一日です。私たちは、キリストに派遣されて、人と出会い、今日するべきことをし、与えられた命を生きていきます。そのための平和の祝福を、キリストが今私たちに宣言してくださっているのです。

2024年4月23日の聖句

神の道は完全。(詩編18:31) (イエスの言葉)「神の国は次のようなものである。人が地に種を蒔き、夜昼、寝起きしているうちに、種は芽を出して成長するが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。地はおのずから実を結ばせるからだ。」(マルコ4:26~28) 福音書記者マルコは主イエ...