2021年9月4日土曜日

2021年9月4日の聖句

助産婦たちは神を畏れていたので、エジプトの王が命じたとおりにはせず、男の子たちを生かしておいた。(出エジプト1:17)
人間に従うよりも、神に従わなくてはなりません。(使徒5:29)

エジプトの王はどんどん増えていくヘブライ人たちを恐れ、嫌悪し、ヘブライ人に生まれた男児は殺害するように助産婦たちに命じました。ところが彼女たちはファラオの命令に従わず、男の子たちを生かしておいた。神を畏れていたからです。
助産婦たちは神を畏れました。神は、戦車をお使いにはなりません。軍隊も、砦も、政治機構も警察も、神さまはこの世には持ってはおられない。それに対してファラオにはあらゆる権力があります。たった一言で、男児の大虐殺という暴挙を企てることができる。助産婦たちだってファラオが怖かったと思います。命令に背いたら自分が殺されるかもしれないと考えたと思います。ところが彼女たちはファラオの命令に背きました。神を畏れていたから。自分が生き延びるために男の子たちを犠牲にしなかったのです。「人間に従うよりも、神に従わなくてはなりません。」
ファラオは神を畏れませんでした。ファラオはこの世の権威も権力も持っていました。しかし神を畏れなかった。神を畏れることがなければ、人間は簡単に化け物になってしまいます。私たちは、神を畏れているでしょうか。
先ほど、神さまは戦車も軍隊も砦も、政治機構も警察もお持ちではないと書きました。確かに、この世にある戦車や軍隊などの力を神さまは振るおうとはなさいません。しかし、主イエスがユダに裏切られ、逮捕されようというとき、剣を持って抵抗した弟子をいさめてイエスは言われました。「剣をさやに収めなさい。剣を取る者は皆、剣で滅びる。わたしが父にお願いすれば、父は十二軍団以上の天使を今すぐ送ってくださるだろう。しかしそれでは、必ずこうなると書かれている聖書の言葉がどうして実現されよう(マタ26:52~53)」。神さまは天の軍勢を送ってくださる。しかし、主イエスはこの世のファラオたちが振るうような力を放棄して、逮捕され、十字架にかけられました。ただ神のみを畏れ、神を畏れぬ化け物になった人間に食い潰されることを選ばれたのです。
キリストは、神を畏れる者と共にいてくださいます。私たちが今日神に従う道は何か、祈りのうちにそこを歩んでいきたいと願います。「人間に従うよりも、神に従わなくてはなりません。」

2024年4月20日の聖句

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