2021年12月1日水曜日

2021年12月1日の聖句

モーセは主に言った「あなたの御顔が前を行ってくださらないなら、私たちをここから、引き上がらせないでください」。(出33:15)
良い羊飼いは羊の先頭に立って行き、羊は従う。羊は羊飼いの声を知っているからだ。(ヨハネ10:4)

私たちの先頭に立って私たちを導いてくださるのは、私たちの羊飼い、主イエス・キリストです。私たちは行く当てのない旅路を進んでいるのではありません。私たちの旅路は、先頭に主イエス様が立ち、私たちを導いてくださっています。しかも、主イエスは私たちの先頭に立ってご自分の御顔を私たちに向けています。私たちは、私たちの優しい羊飼い、主イエス様の御顔を仰ぎながら、今日という一日の旅路を続けていくのです。
私たちには分からないことがたくさんあります。特に現代は、分からなさを加速させる時代だと思います。一昔前からすると考えられないほどたくさんの情報があふれています。テレビで得る情報量は、もう社会の中では少ない部類です。ネットからあふれ出してくる情報のなんと多いこと。そして、なんと不確かなこと。子どもが最近YouTubeを好きになってしまって、野球の情報を仕入れています。面白い番組もありますが、真偽不確かな噂をまことしやかに流布しているものもあります。大人もほとんど無批判に不確かな情報にさらされています。野球だけで話が済めば良いのですが、ネット空間には訳の分からない情報があふれかえっています。ほとんどが匿名で、無責任な言葉です。しかし、なぜか見る者の心を揺さぶり、訴えかけてくる強さを持っている。説得されてしまう人も少なからずいる。そういう巷の声は魂を損ないます。
主イエスは「羊は羊飼いの声を知っている」と言います。そうです。私たちは主イエス様の声を知っているのです。本当に大切な声、私たちに命を与え、神の愛を実現するみ声を、私たちはもうすでに知っています。世の巷にどんな流言があふれても、私たちは私たちの羊飼いの声を知り、そのみ顔を仰いでいるのです。
主イエス・キリストの御声を、耳を澄まして聞きましょう。この声こそが、私たちの命です。聖書の御言葉に耳を傾けましょう。私たちに命を与え、私たちが白髪になるまで背負ってくださる神の語りかけが、ここにあります。神さまを愛し、神さまを礼拝し、祈り、そのみ声に聞くことにこそ、私たちの最高の幸せがあるのですから。

2024年12月27日の聖句

遠く地の果てまで、すべてのものが我らの神の救いを見た。(詩編98:3) また、幸いなる希望、すなわち大いなる神であり、私たちの救い主であるイエス・キリストの栄光の現れを待ち望むように教えています。(テトス2:13) すてきな言葉です。「幸いなる希望」と言っています。私たちにとって...