2021年12月2日木曜日

2021年12月2日の聖句

私に注目しなさい、私の民よ
私に聞きなさい、私の民よ。
教えは私から出ており、私の公正をすぐにも諸国民の光とするからだ。(イザヤ51:4)
闇が過ぎ去り、既にまことの光が輝いているからです。(1ヨハネ2:8)

日曜日からアドベントを迎えました。アドベントの楽しみの一つは、アドベントクランツです。毎週一本ずつロウソクの火を灯していくと、クリスマスを待ち望む喜びがあふれてきます。特に私は、前の日曜日に灯したロウソクが短くなっていく様子が好きです。先週も礼拝をささげ、その時に火を灯して、その分だけロウソクが燃えて短くなった。今日も新しい一本を燃やして・・・そうやって、毎週少しずつロウソクが短くなっていきます。その分だけ、クリスマスが近づいてきます。クリスマスは光の祭りです。光の降誕祭を、私たちは待ち望んでいます。アドベントは光を待望する季節です。
「闇が過ぎ去り、既にまことの光が輝いているからです」と聖書は言います。私はこの「既に」という言葉が好きです。私たちの目に映るところでは、周りは真っ暗です。光の兆しは私たちには見えません。この世界を覆っているのは神さまの光であるよりも、人間の罪の闇であるとしか私たちには確かめられない。しかし、既に光が輝いています。しかも「まことの光」です。偽りの光、ごまかしの光ではありません。私たちの望みとしても決して裏切られることのない光です。私たちの目をくらますだけの光ではない。まことの光が、もう既に輝いている。闇の中に。私たちを包むや身がどんなに暗くても、神のまことの光がもう既に輝いています。
アドベントは、主イエス・キリストという光を待ち望む時です。私たちは待ち望む。しかし、それはまだない光を遠くに待つということではない。既に来た光を、しかしなお今も待ち続ける。主イエス・キリストという光は来る朝ごとに新しく光り輝くから。今日の私を新しい輝きを持って照らすから。私たちに神の光の祝福を与えてくださる方を、私たちは今日も新しい思いを持って待ち望みます。この方に注目しましょう。この方の御言葉に聞きましょう。私たちを決して闇の中に捨て置くことのない光の福音が、今日新しく私たちに届けられています。

2024年12月27日の聖句

遠く地の果てまで、すべてのものが我らの神の救いを見た。(詩編98:3) また、幸いなる希望、すなわち大いなる神であり、私たちの救い主であるイエス・キリストの栄光の現れを待ち望むように教えています。(テトス2:13) すてきな言葉です。「幸いなる希望」と言っています。私たちにとって...