2022年3月27日日曜日

2022年3月27日の聖句

弱者を虐げる者は、虐げる者の造り主を侮る。(箴言14:31)
イエスは言う:まことに、あなたがたに言います。あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、それも最も小さい者たちの一人にしたことは、わたしにしたのです。(マタイ25:40)

インドのカルカッタで死を待つ人たちのための愛の業に生きたマザー・テレサは、いつも主イエスのこの御言葉を思いながら仕えていたそうです。「まことに、あなたがたに言います。あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、それも最も小さい者たちの一人にしたことは、わたしにしたのです。」これは終わりの時の裁きの様子を告げる主イエスの御言葉です。そのとき、キリストはある者たちに向かっておっしゃいます。「あなたがたは、私が飢えているときに食べさせ、喉が渇いているときに飲ませ、よそ者であったときに宿を貸し、裸のときに着せ、病気のときに世話をし、牢にいたときに訪ねてくれた」と。しかしそう言われた者たちは、私たちはいつそのようにしましたかと言って戸惑う。すると、主は言われるのです。「まことに、あなたがたに言います。あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、それも最も小さい者たちの一人にしたことは、わたしにしたのです。」本人も気づかぬ愛の業を、キリストは覚え、それは私にしてくれたことだと言って喜んでくださるのです。
今朝の旧約聖書の御言葉は、「弱者を虐げる者は、虐げる者の造り主を侮る」と言っています。弱者との関係は、実はこの人を造った神さまとの関係なのだ、と言います。それは私たちには思わぬことであり、恐るべきことでもあります。
私たちの人間関係は、実は隠れたところでは神さまとの関係です。しかも、「弱者」や「最も小さい者たちの一人」との関係こそが神さまとの関係だと言うのです。私たちは一人の最も小さい人と出会うとき、神さまの御前にいます。そこでの愛の業を神さまは決してお忘れになることがありません。今日一日の私たちの経験する一つひとつの出会いに、キリストの祝福がありますように。

2024年12月26日の聖句

私が主、彼と共にいる彼らの神であり、彼らがわが民イスラエルの家であることを、彼らは知るようになるーー主なる神の仰せ。(エゼキエル34:30) 今日ダビデの町に、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。(ルカ2:11) 天使が羊飼いたちに向かって宣言し...