2022年4月2日土曜日

2022年4月02日の聖句

神は民を、紅海に通じる荒れ野の道に迂回させられた。(出13:18)
神を愛する者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。(ローマ8:28)

奴隷の家エジプトを脱出したイスラエルの民は、荒れ野の道を歩き始めました。他の近道もありました。しかしそこはペリシテ人が住む道で、彼らが戦いを目前にして後悔して、エジプトに戻ってしまわないようにと神さまが配慮をしたからです。しかし神に導かれて進み出しましたが、彼らはやがて海にいたり、そうこうしているうちにエジプト軍がイスラエルの民を連れ戻すために戦車と馬に乗ってやって来ました。結局彼らはエジプトを出たことを後悔し、「エジプトに墓がないから、荒れ野で死なせるために私たちをエジプトから導き出したのですか」と言い出したのです。ところが神は海の中に道を拓き、イスラエルの人々を助けてくださいました。
神さまが私たちのために準備してくださっている道は、不思議です。一見すると無駄な遠回りに見えたり、失敗に見えたり、私たちにはそのときそのときに意味が分からないことが多いです。しかし神さまは、私たちを救うために深い思慮とすばらしい計画を持って私たちの道を導き、私たちが神さまの圧倒的な奇跡の中を生きることができるようにと準備してくださっている。今日、私たちはそのことを信じましょう。
「神を愛する者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。」万事が益となる、と言っています。すごい言葉です。そのために共に働く。誰が共に働くのか?神さまです。神さまが私たちのために今日も働いてくださって、万事を益としてくださる。ただ、そのお働きは私たちにはよく見えません。あるいは、わたしの目から見て「益だ」とすぐ納得できるものではないかもしれません。信じれば良いことがある、という御利益を求めるのではない。神さまの目からご覧になって最も最善のことをなすために、神は今日も生きて働いてくださっています。神さまの最前は私たちにとっても最善です。この神の良きことを信頼し、今日一日の歩みを神さまにお委ねしましょう。

2024年4月26日の聖句

神を畏れ、その戒めを守れ。これこそ人間のすべてである。(コヘレト12:13) (イエスの言葉)「第一の戒めは、これである。『聞け、イスラエルよ。私たちの神である主は、唯一の主である。心を尽くし、魂を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』第二の戒めは...