天からの御使いがハガルに呼びかけて言った。「ハガルよ、どうしたのか。恐れることはない。神はこどもが横たわっているところで、、その声を聞いたからだ。立って、その子を抱き上げ、手を引いて行きなさい。私はその子を大きな民にするから。」(創世記21:17~18)
萎えた手とがくがくする膝を強くしなさい。そして、自分の足でしっかりと歩みなさい。(ヘブライ12:12~13)
「自分の足でしっかりと歩みなさい」と、神さまは私たちを励まし、立たせてくださいます。手が萎え、膝ががくがくし、おぼつかない私たちの歩みを、神さまは立たせてくださいます。一人の信仰者として神さまの御前に立つことができるように。
ここにハガルという一人の母が登場しています。息子がいます。名前はイシュマエル。アブラハムの長男です。アブラハムの妻サラは不妊の人で、二人には子どもが生まれませんでした。サラは自分の召使いであるハガルを夫のもとに入らせ、子をもうけさせます。その子を自分の子として育てようと考えた。サラの思惑どおりハガルは身ごもりました。ところが、いざハガルが身ごもるとサラは面白くなく、サラはハガルをいじめました。耐えきれずに逃げ出すハガル。そこでハガルは神と出会い、生まれてくる子どものための祝福の言葉を頂いた。ハガルはサラのもとに帰って、彼女に仕えました。
やがてサラ自身も子どもを授かります。すると、ハガルは完全に居場所を失いました。サラはアブラハムに言って、ハガルとイシュマエルを追放させたのです。ハガルは完全に絶望し、もはや息子を放置して死ぬに任せようと思った。そのとき、神が語りかけた言葉が今日の御言葉です。「ハガルよ、どうしたのか。恐れることはない。神はこどもが横たわっているところで、、その声を聞いたからだ。立って、その子を抱き上げ、手を引いて行きなさい。私はその子を大きな民にするから。」
神さまは、ハガルが再び神の御前で立つために何が一番必要なのかをよく知っていました。彼女の萎えた手、ガクガク震える膝を立たせるために、必要なものは何か?神がイシュマエルのことも、ハガルのことも覚え、救ってくださるという約束です。ハガルはその約束を聞いて、再び息子を抱き上げることができたのです。この息子も、アブラハムの子どもなのです。神は、私たちの声をも聞いてくださっています。私たちの泣き声やうめき声も、声にもならない、言葉にもならない、言葉以前のものも、神は聞いてくださっています。私たちを覚え、私たちの萎えた手を、震える膝を、立たせてくださる。神の祝福と約束は、私たちにも向けられています。
萎えた手とがくがくする膝を強くしなさい。そして、自分の足でしっかりと歩みなさい。(ヘブライ12:12~13)
「自分の足でしっかりと歩みなさい」と、神さまは私たちを励まし、立たせてくださいます。手が萎え、膝ががくがくし、おぼつかない私たちの歩みを、神さまは立たせてくださいます。一人の信仰者として神さまの御前に立つことができるように。
ここにハガルという一人の母が登場しています。息子がいます。名前はイシュマエル。アブラハムの長男です。アブラハムの妻サラは不妊の人で、二人には子どもが生まれませんでした。サラは自分の召使いであるハガルを夫のもとに入らせ、子をもうけさせます。その子を自分の子として育てようと考えた。サラの思惑どおりハガルは身ごもりました。ところが、いざハガルが身ごもるとサラは面白くなく、サラはハガルをいじめました。耐えきれずに逃げ出すハガル。そこでハガルは神と出会い、生まれてくる子どものための祝福の言葉を頂いた。ハガルはサラのもとに帰って、彼女に仕えました。
やがてサラ自身も子どもを授かります。すると、ハガルは完全に居場所を失いました。サラはアブラハムに言って、ハガルとイシュマエルを追放させたのです。ハガルは完全に絶望し、もはや息子を放置して死ぬに任せようと思った。そのとき、神が語りかけた言葉が今日の御言葉です。「ハガルよ、どうしたのか。恐れることはない。神はこどもが横たわっているところで、、その声を聞いたからだ。立って、その子を抱き上げ、手を引いて行きなさい。私はその子を大きな民にするから。」
神さまは、ハガルが再び神の御前で立つために何が一番必要なのかをよく知っていました。彼女の萎えた手、ガクガク震える膝を立たせるために、必要なものは何か?神がイシュマエルのことも、ハガルのことも覚え、救ってくださるという約束です。ハガルはその約束を聞いて、再び息子を抱き上げることができたのです。この息子も、アブラハムの子どもなのです。神は、私たちの声をも聞いてくださっています。私たちの泣き声やうめき声も、声にもならない、言葉にもならない、言葉以前のものも、神は聞いてくださっています。私たちを覚え、私たちの萎えた手を、震える膝を、立たせてくださる。神の祝福と約束は、私たちにも向けられています。