2022年5月25日水曜日

2022年5月25日の聖句

あなたのものです、主よ、偉大さと力と栄光と誉れと統治権は。つまり、天と地にあるすべてのものはあなたのものです。(歴代誌上29:11)
その方、それは、ただ一人の神で、神と人間のただ一人の仲介者です。すなわち人であるキリスト・イエスで、みなの身代金としてご自分を与えられました。(1テモテ2:5~6)

今日のこの二つの御言葉が合わせて与えられているというのは、ただならないことだと思います。
旧約聖書では偉大さと力と誉れと統治権、それらはすべて主なる神さまのもの。天と地にあるすべてのものはあなたのもの、と告白しています。神さまがこの世界にあるすべてのものを造り、それらを治めておられる。神さまこそがまことの王であり、まことの神だという信仰の告白です。
この世界が単なる偶然の産物に過ぎず、強い者が力によって奪い取るのも仕方がないと考えるのか、あるいはまことの神がおられてこれを造り、今も統治しておられると信じるのか。それによってこの世界に対する見方も、人生観も全く違ってくるのではないでしょうか。聖書のまことの王を知り、この方の前にへりくだる知恵は深いと思います。神を知り、神の前に身をかがめる時、私たちは本当に希望を持って生きることができるのではないでしょうか。
新約聖書では、そのお方、ただおひとりの神、この世界を、天と地とそこにあるすべてのものをお造りになった方と私たちのと仲介者、それはイエス・キリストだと言います。しかも、単なる取り次ぎ役というのではなく、キリスト・イエスはご自分を身代金としてお与えになったのだ、と言います。
私たちが神を信じることも、神さまに祈るのも、神の愛を信じて今を生きることができるのも、すべてはキリスト・イエスのお陰です。この世界を作った方は暴君ではなく、この世を支配しているのは悪ではないと私たちが心から信じて希望を持っていきられるのは、主イエス・キリストがおられるから。キリストによって現された神の愛が、今日の私を生かしてくださっていると私たちは信じて一日過ごすことができる。キリストのお陰で。ですから、今日与えられているこの御言葉は、私たちが今日というこの日を喜んで生きるための秘訣に他ならないのです。

2024年4月25日の聖句

救いは主のもの。 あなたの民の上に祝福を。(詩編3:9) イエスは手を上げて彼らを祝福された。(ルカ24:50) 主イエス・キリストは復活して40日間弟子たちと共におられ、その後、天に昇って行かれました。その時、主イエスは手を上げて弟子たちを祝福し、その恰好のままで天に上げられて...