2022年10月24日月曜日

2022年10月24日の聖句

私たちの上に起こったすべてのことにおいて
正しいのはあなたです。
あなたは真実を尽くされたのに
私たちは悪を行ったのです。(ネヘミヤ9:33)
私たちが自分の罪を告白するなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、あらゆる不正から清めてくださいます。(1ヨハネ1:9)

今日の旧約聖書はネヘミヤ記です。ネヘミヤ記は、バビロンに戦争で敗れて捕囚されたイスラエルの人々が、それから何十年も経ち、その時の世界の支配者ペルシアによって捕囚から解放され、遠い故国にもどって国を再建したときの出来事を伝えています。このとき、彼らはエルサレムに戻り、神殿とそれを守るための城壁を造りました。昔の立派な神殿とは違うものだったでしょう。しかし彼らは瓦礫の中にそれを造り、礼拝を始めます。この時代の礼拝の様子が、今日読んでいるネヘミヤ記第9章に記録されています。
「その月の24日に、イスラエルの人々は集まって断食し、粗布をまとい、土をかぶった。イスラエルの血筋の人々は立ち尽くし、すべての外国人との関係を離れ、自分たちの罪と先祖の過ちを告白した。彼らは自分たちの場所に立ち、その日の四分の一は、彼らの神、主の律法の書を朗読し、また四分の一は、罪を告白し、彼らの神、主を礼拝した。」
彼らは瓦礫の中から再出発するのに、何よりも先ず神さまを礼拝しました。そしてその礼拝で彼らがしたことは、聖書を読むことと、罪を告白することでした。この二つなくして自分たちの再生の道はないと信じたのです。
そうして罪を告白した言葉が、今日私たちに与えられている聖書の御言葉です。「私たちの上に起こったすべてのことにおいて、正しいのはあなたです。あなたは真実を尽くされたのに、私たちは悪を行ったのです。」自分たちや先祖の行いが間違っていたことを認め、神さまの正しさを前にひれ伏す。神さまが真実を尽くしておられることを、畏れをもって受け入れる。これは、今も私たちが引き継いでいる営みです。私たちも、今、礼拝で罪を告白し、神さまの御言葉を求めます。そうでなければ私たちは新しく出発できないからです。そして、神さまは罪を告白し悔い改める者を決して捨て置くことがありません。「私たちが自分の罪を告白するなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、あらゆる不正から清めてくださいます。」この赦しの恵みの中、私たちの新しい一日が始まっているのです。

2024年4月23日の聖句

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