2023年2月10日金曜日

2023年2月10日の聖句

良い知らせを伝える人の足は、山々の上にあって、なんと美しいことか。平和を告げ知らせ、幸いな良い知らせを伝え、「あなたの神は王であられる」とシオンに言う人の足は。(イザヤ52:7)
足には平和の福音の備えをはきなさい。(エフェソ6:15)

なんと美しいことか!聖書はそのように言って驚いています。驚くほど美しいもの、それは足です。山々を歩き回る者の足です。今のような立派な靴ではなくサンダルのような履物を履いていたのでしょう。埃だらけ、泥だらけの足です。歩いたのはゴツゴツした岩だらけの山だったかもしれません。傷つき、血にまみれた足だったことでしょう。しかし、その足のなんと美しいことか!その足が山々を歩き回って良い知らせを伝えたからです。平和の福音を告げた足だからです。「あなたの神は王であられる」と告げ知らせたからです。
私たちカンバーランド長老教会の宣教師はすでに明治期から日本で伝道をしていました。へールという二人兄弟の宣教師が、それぞれの家族と共に遠い米国から明治になったばかりの日本へやって来ました。まだキリシタン禁令の高札が下ろされていない時代です。たいへんな使命感をもってやって来たことでしょう。彼らは和歌山や三重の山々をわらじを履いて行き巡り、福音を告げ知らせました。平和の福音、良い知らせ、「あなたの神は王であられる」と宣べ伝えたのです。その足の麗しさを、神は決してお忘れにならないでしょう。
今日、私たちも、私たちが出て行く場所へ神の良い知らせを携えて出て行きます。私たちの足を神さまが憶えていてくださいます。私たちの足を美しくしてくださるのは、この知らせを預けてくださった神さまです。この福音は、「平和の福音」です。神さまが私たちとの間を平和にしてくださった。神さまが和解の手を伸ばしてくださった。もしも、私たちが携えるのが争いの知らせとか呪いの知らせとか、「あなたじゃダメだ」とか「それでは足りない」とか、そのような知らせだったら、それを知らせる者の足は全然美しくなかったと思います。私たちは神さまの預けてくださった平和の知らせを告げるために、今日、出て行きます。私たちの足を神さまが守ってくださいますように。

2025年1月10日の聖句

(主の言葉)彼らが私を畏れ、私のすべての戒めを守る心をいつも自分の中に持ち続け、彼らもその子孫も、いつまでも幸せであるように。(申命記5:29) あなたがたに新しい戒めを与える。互いに愛し合いなさい。私があなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。あなたがたの内に...