2023年2月6日月曜日

2023年2月6日の聖句

頑固で臆病なものは心。誰がそれを探り当てられようか。主なる私こそが心を調べ、腹の内を試し、その行いに応じてすべての人に与える。(エレミヤ17:9~10)
善を行い、倦むことのないようにしましょう。諦めずにいれば、キリストの時に至り、私たちも刈り取ることになるからです。(ガラテヤ6:9)

心を探り当てることができるのは、主なる神さまただお一人だけだと言います。表面的に見えていることや、普段の言葉や行動の端々に感じられるところで、私たちは簡単に人を判断してしまいがちです。それに、そういうことができる人をとても頭がいいと思いがちでもあります。洞察力や人間観察力が深いとびっくりしてしまうことも少なくありません。しかし、私たちの見えるところはほんの一部でしかありません。私たちの目に見える他人の言動を生み出す背景に何があるのか、私たちに知るよしもない思いや、心の中にあるものがあるに違いない。他の人の心への謙遜さは、とても大切なのだと思います。自戒を込めて、そのように思います。
「頑固で臆病なものは心。誰がそれを探り当てられようか。主なる私こそが心を調べ、腹の内を試し、その行いに応じてすべての人に与える。」主なる神さまだけが、人の心の中にあるものを本当にご存じです。頑固で臆病な心を本当に知っておられるのは神さま。自分でも知らない私のことを、神さまはご存じです。だから、私たちは他人の心だけではなく自分自身の心についても、神さまに対して謙遜になることが大切なのだと思います。私たちは自分自身のことだって知ったような顔はできないのです。
私たちは、自分のことを諦めてしまうのがもしかしたら早すぎるのかもしれない。仕方がないからとか、自分はこの程度だからと考えるのが、もしかしたら早すぎるのかもしれません。神さまは、私たちの心に神を求める憧れの心を植え付けてくださいました。善を行いたいという願いを与えてくださいました。私たちは自分でもそのことに気づいていないかもしれないし、その心を塞いでしまっているかもしれません。しかし、神さまが植え、神さまが育ててくださっている心が私たちの内にも根付いています。
「善を行い、倦むことのないようにしましょう。諦めずにいれば、キリストの時に至り、私たちも刈り取ることになるからです。」御言葉に応え、善を行い、キリストに向かって生きる願いを私たちに与えてくださったのは、神さまです。私以上に私のことをご存じでいてくださる方が、私のこころに神さまに向かう願いを与えてくださいました。倦むことなくキリストを求め、今日の一日を生きていきましょう。

2024年4月20日の聖句

私は必ずあなたを助け出す。剣に倒れることはない。あなたの命はあなたの戦利品となる。あなたが私を信頼したからであるーー主の仰せ。(エレミヤ39:18) イエスはその犯罪人に、「よく言っておくが、あなたは今日私と一緒に楽園にいる」と言われた。(ルカ23:43) 主イエスが十字架の上で...