2023年5月13日土曜日

2023年5月13日の聖句

わたしがあなたと共にいて助け、あなたを救い出す、と主は言われる。(エレミヤ15:20)
それゆえ、憐れみを受け、恵みにあずかって、時宜に適った助けを受けるために、堂々と恵みの座に近づこうではありませんか。(ヘブライ4:16)

東京のど真ん中に銀座教会という教会があります。神学校に行っていた頃に何回か足を運んだことがあります。美しい礼拝堂でした。私たちの教会は長老教会の伝統を受け継いでいます。長老教会は礼拝堂は割とシンプルな作りが多い。銀座教会はメソジスト教会という伝統を受け継いでいます。メソジストは長老教会よりも多少壮麗な礼拝堂になっていることが多いように感じます。銀座教会でもそういう印象を受けました。
最も私たちの礼拝堂と違っていたのは、説教壇や聖餐卓がある礼拝堂前方の部分を腰の高さくらいの柵が囲っていたことです。わたしは、そういう礼拝堂の作りをその時に初めて見ました。何だろうと不思議に思って、銀座教会で研修をしていた神学校の先輩に、この柵は一体何かと尋ねた。すると彼は言いました。「恵みの座だ」と。どうやら聖餐の時、陪餐者は前に進み出て、この恵みの座、柵のところで跪いて聖餐にあずかるようです。キリストが整えてくださった食卓に進み出る。堂々と恵みの座に近づいて行く。
主イエス・キリストは両手を広げて私たちを待っていてくださいます。私たちも、誰はばかることなく堂々と進んで行きます。恵みの座へと。神が下さる命を受け取るために、私たちはキリストの伸ばした手にすがり、キリストの愛の中に帰って行きます。主イエスさまの祝福を信じて。
礼拝が、聖餐が恵みの座であることは私たちの教会でも全く変わらないことです。私たちはキリストが差し出してくださった命にあずかって生きています。明日は主の日です。礼拝を献げます。キリストの恵みにあずかって、時宜に適った助けをいただくために、堂々と恵みの座である礼拝へと進み出ていきましょう!

2024年5月4日の聖句

あなたがたは豊かに食べて満ち足り、あなたがたの神、主の名をほめたたえる。(ヨエル2:26) イエスは五つのパンと二匹の魚を取り、天を仰いで祝福し、パンを裂いて、弟子たちに渡しては配らせ、二匹の魚も皆にお分けになった。人々は皆、食べて満腹した。(マルコ6:41~42) 「我らの日用...