2023年5月27日土曜日

2023年5月27日の聖句

主は真実の神で、偽りがなく、正しく、まっすぐな方。(申命記32:4)
神が私たちの内にとどまってくださることは、神が私たちに与えてくださった霊によって分かります。(1ヨハネ3:24)

神はご自分の霊を私たちに与えてくださった。御言葉はそのように語ります。明日はペンテコステです。神の霊が降ったことを記念する日。神さまはご自分の霊を私たちにお送りくださった。神の霊が降るとき、私たちに何が起こるのか。ヨハネによる福音書を読むと、主イエスは聖霊を「弁護者」と呼びながら、このように教えておられます。
「弁護者、すなわち、父が私の名によってお遣わしになる聖霊が、あなたがたにすべてのことを教え、私が話したことをことごとく思い起こさせてくださる。(14:26)」
聖霊は私たちにキリストの言葉を思い起こさせてくださる。私たちがキリストの言葉を思い起こし、あるいはそれを信じたいと願うのは、既にそこに神ご自身の力が働いているからです。
あるいは、使徒パウロは言います。
「あなたがたは、人を奴隷として再び恐れに陥れる霊ではなく、子としてくださる霊を受けたのです。この霊によって私たちは『アッバ、父よ』と呼ぶのです。(ローマ8:15)」
神様ご自身の霊が私たちの内で神を父と呼び、それが私たちの祈りになる。私たちがたった一言でも「父よ」と祈るなら、それは聖霊が私の内にも働いてくださっているという証拠です。
今日の御言葉でヨハネは言います。「神が私たちの内にとどまってくださることは、神が私たちに与えてくださった霊によって分かります。」私たちがキリストの御言葉を思い起こし、あるいは神を父と呼んで祈るとき、それは神ご自身がこの私の内にとどまっていてくださるというしるしです。神は私と共にいてくださるとは信仰者が何気なく口にする言葉でもありますが、そこにはこのような深い意味がある。私のこの信仰すらも、神が共にいてくださると信じることも、そもそも神ご自身の霊によって与えられた思いに他ならないのです。
神さまは、ご自分の真実にかけて私たちを招いてくださっています。キリストがあなたを招く御声が今響いている。神はあなたを目の瞳のように愛し、待っておられるのです。

2024年4月24日の聖句

恐れるな、もはや恥を受けることはないから。(イザヤ54:4) 天使は女たちに言った。「恐れることはない。十字架につけられたイエスを捜しているのだろうが、あの方は、ここにはおられない。復活なさったのだ。」(マタイ28:5~6) 「あの方は、ここにはおられない。」最初のイースターの朝...