2023年5月29日月曜日

2023年5月29日の聖句

銀は私のもの、金も私のもの
  ーー万軍の主の仰せ。(ハガイ書2:8)
信じた人々の群れは心も思いも一つにし、一人として持ち物を自分のものだと言う者はなく、すべてを共有していた。(使徒4:32)

4世紀に生きた教会の指導者、教父と呼ばれる一人にカッパドキアのバシレイオスという人がいます。このような言葉を残しています。

あなたの家で食べられることのないパン、それは飢えている人たちのものです。あなたのベッドの下で白カビが生えている靴、それは履物を持たない人たちのものです。物入れにしまい込まれた衣服、それは裸でいる人たちのものです。金庫の中で錆びついている金銭、それは貧しい人たちのものです!

深く真実を突く言葉です。「銀は私のもの、金は私のもの」と主なる神さまはおっしゃいます。私たちの神さまはご自分のすべてを与え尽くしてくださるお方です。しかし私たちは自分のところにため込み、隣人に与えることも神さまに献げることも惜しくなってしまう。銀や金、パンや履物、衣服、金銭、それらを手放し神に献げることでしか見えてこない神の恵みがあるのです。
主イエスさまは「私たちの日ごとの糧を今日お与えください」と祈るように教えてくださいました。神さまは必ず私たちを養ってくださる。必要な物を備えてくださる。そのことを信頼してよい、と他ならぬ主イエスが言ってくださいます。生まれたばかりの最初の教会は、主イエスの呼びかけに応えて持ち物を共有し、心を一つにしました。神の恵みに信頼しきる信仰者の群れがここにあります。

2024年12月27日の聖句

遠く地の果てまで、すべてのものが我らの神の救いを見た。(詩編98:3) また、幸いなる希望、すなわち大いなる神であり、私たちの救い主であるイエス・キリストの栄光の現れを待ち望むように教えています。(テトス2:13) すてきな言葉です。「幸いなる希望」と言っています。私たちにとって...