2023年6月6日火曜日

2023年6月6日の聖句

神である主は、あらゆる野の獣、あらゆる空の鳥を土で形づくり、人のところへ連れて来られた。人はあらゆる家畜、空の鳥、あらゆる野の獣に名を付けられた。(創世記2:19,20)
五羽の雀は二アサリオンで売られているではないか。だが、その一羽さえ、神の前で忘れられてはいない。(ルカ12:6)

五羽の雀が二アサリオンで売られている。2000年前のパレスチナでごく普通に、どこででも見かける光景だったのでしょう。一アサリオンは、一デナリオンの十六分の一。一デナリオンは労働者一日分の賃金に相当する金額です。二アサリオンは、ですから、大した金額ではありません。それで雀を五羽も買えてしまう。一羽にしたら・・・微々たるものに過ぎない。恐らく、そうやって安く買えることのできる雀を食べて、日々を過ごしていたのでしょう。一羽の雀なんて、可食部分はほとんど無かったと思います。当時の貧しい人の食卓。その食卓に載る一羽の雀さえ神はお忘れになることがない、と主イエスはおっしゃいます。
神は天の父でいてくださる。空を飛ぶ小さな雀も、神がお造りになったものです。神は小さな鳥一羽だって決して忘れることはない。ご自分がお造りになったのですから。神さまのその慈しみから外れてしまうことなんて、あり得ないのです。
主イエスは続けておっしゃいます。「それどころか、あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。恐れることはない。あなたがたは、たくさんの雀よりも優れた者である。」雀一羽をお忘れにならない神さまが、ましてあなたたちをお忘れになることがあろうか、と主は言われるのです。ありがたい言葉です。ありがたい慈しみです。私たちはこの神さまの父としての慈しみの中で、今日という新しい一日を迎えているのです。

2024年5月3日の聖句

耳の聞こえない人を呪ってはならない。目の見えない人の前につまずく物を置いてはならない。あなたの神を畏れなさい。(レビ19:14) (イエスの言葉)あなたの父が慈しみ深いように、あなたがたも慈しみ深い者となりなさい。(ルカ6:36) 悪意を持ってわざと耳の聞こえない人を呪ったり、目...