2023年7月5日水曜日

2023年7月5日の聖句

主である私は変わることがない。(マラキ3:6)
主のあわれみは、代々にわたって、主を恐れる者に及びます。(ルカ1:50)

神さまは永遠で不変の方、と言われます。その通りです。ただしそれは、学者たちが書斎で考え出したお勉強の話ではありません。およそ神と呼ばれる存在であるならば永遠だろう、不変だろう、ということではないのです。「主である私は変わることがない」というのは、もっと信仰生活に密着した、私たちにとってのかけがえのない話です。
そのことについて、今日の新約の御言葉はこのように言います。「主のあわれみは、代々にわたって、主を恐れる者に及びます。」神さまは永遠に変わることのないお方。それは、神さまの私たちへのあわれみが変わらないということです。神さまが私たちを愛してくださっている事実において変わることはない、ということです。神さまの私への愛は決して変わってしまったり、移ろってしまったりすることがない。そういう、神の愛への信頼の言葉です。
私たちは、そうではありません。私たちは不完全だし、すぐに変わってしまいます。ほんの一時、篤い慈しみの心が沸き立つことがあっても、すぐにその思いは冷めてしまいがちです。相手に冷たくされたり、自分の愛にちっとも応えてくれなかったりすると、私たちはすぐに愛することを諦めてしまいます。しかし、神さまはそうではない。私たちが誠実でなくても、神さまは真実でいらっしゃいます。神さまにはご自分を偽ることがお出来にならないからです。キリストは、昨日も今日も、そして永遠に変わることのないお方です。キリストに示された神の愛は何よりも強く、私たちを神の子として離すことがないのです。私たちはキリストの真実に捕らえられ、キリストの真実に生かされ、神の愛によって命を与えられている。その事実は、私たちの命や存在を超えて確かです。主イエス・キリストの永遠で、変わることのない祝福が、今日も私たちを包んでいます。

2025年1月15日の聖句

姦淫してはならない。(出エジプト記20:14) 夫は妻を蔑ろにしてはならない。妻も夫を蔑ろにしてはならない。(1コリント7:3) 姦淫というと、浮気や不倫という言葉とすぐに結びついて考えられます。しかし単にそれだけではなく、聖書はもっと積極的にこのことを考えているように思います。...