2023年11月26日日曜日

2023年11月26日の聖句

今週の聖句:
腰に帯を締め、灯をともしていなさい。(ルカ12:35)

今日の聖句:
主はいつくしみ深く、苦難の日の砦。
ご自分に身を避ける者を知っていてくださる。(ナホム1:7)
求めなさい。そうすれば、与えられる。捜しなさい。そうすれば、見つかる。叩きなさい。そうすれば、開かれる。(マタイ7:7)

聖書は私たちが普通に世間で耳にするのとは違う言葉を語り出します。「ご自分に身を避ける者を知っていてくださる。」普通は、逃げるなと言われます。神様に自分の身を避けるなんて、現実逃避だと言われてしまいます。ところが神様はご自分に身を避ける私たちを憶えてくださっている。喜んで受け入れてくださる。私たちを御心に留めて、慈しみをもって扱ってくださいます。神は私たちの苦難の日に砦になって私たちを守ってくださいます。
何という安心でしょう。なんと幸せなことでしょう。神様が私たちの逃れ場になってくださるのです。神様が私たちの逃れてくるのを待っていてくださるのです。
教会で、ときおり、泊まりがけの集会が計画されることがあります。一日であっても、少し集中した祈りの時を持つこともある。時には教会堂や普段生活をしている場を離れて、環境の違うところに行くこともあります。そういうような集会を、横文字でリトリートと呼ぶことがあります。リトリートというのはもともとは軍隊用語で、「撤退」を意味するそうです。戦況が思わしくないとき、兵士が戦場を退いて休息を取ることを意味したのだそうです。一度撤退し戦場を俯瞰してみて、もう一度作戦を練り直す。私たちには霊的なリトリートが必要です。信仰の戦いの場から一度退き、休息し、作戦を練り直す場が必要です。この朝の祈りの時間も小さなリトリートとして、そのような時、そのような場になればと願っています。そして、主の日の礼拝こそ、私たちの最も大切なリトリートです。私たちの普段している営みを一度中断して、神様の前に逃れる。神様のもとに避けて、わが身を退けて出て行く。そうやって普段の営みをやめてしまうことなしに、私たちには信仰の戦いを戦うことができないのではないでしょうか。
主イエスは言われます。「求めなさい。そうすれば、与えられる。捜しなさい。そうすれば、見つかる。叩きなさい。そうすれば、開かれる。」ご自分を求める者に、神様は必ず御顔の光を向けてくださいます。神様の御許での休息を下さいます。主イエス・キリストの御腕の中へ、今こそ帰って行きましょう。私たちの魂のリトリートです!

2024年5月9日の聖句

主は彼らに喜びを与えられた。(エズラ6:22) いつも喜んでいなさい。(1テサロニケ5:16) 復活の主日から40日目の今日は、主の昇天を祝う日として覚えられています。主イエス・キリストは、弟子たちの見ている前で天に昇って行かれたと聖書に書かれています。キリストは天に昇り、神の右...