2024年1月20日土曜日

2024年1月20日の聖句

主は、御力をもって地を造り、英知をもって天を張られた。(エレミヤ10:12)
御子は万物よりも先におられ、万物は御子にあって成り立っています。(コロサイ1:17)

今日の旧約聖書と新約聖書の二つの御言葉は、同じことを角度を変えて言っているのだと思います。主なる神さまが御力をもって地を造り、英知をもって天を張られた。即ち、この世界とそこに満ちる万物は御子キリストにあって造られ、成り立っている。主イエス・キリストこそ神の御力であり、神の英知です。
この世界の成り立ちに対する科学者たちの研究と知見はすさまじいものがあります。人間が誰もいない遙か遠い昔の出来事について、よくこれだけの研究をすることができると驚嘆してしまう。ただ、科学者たちは「どのようにして」についての研究をすることはできますが、「なぜ」については答えようがないのではないでしょうか。
この世界は、なぜ造られたのか。それは、主イエス・キリストの愛をいただくためです。神が御自分との恵みに満ちた関係を結ぶために、私たちを造ってくださいました。神様ご自身にはその必要はなかったと思います。しかし、それでもなお私たちを愛するために、この世界を造り私たちを造ってくださった。それが「万物は御子によって成り立っています」ということです。御子キリストに示された神の慈しみが私たちを成り立たせます。
この世界をお造りになった神の御力、神の英知は、この世界をキリストにあって見つめ直すとき、いよいよ輝きます。太陽も月も、動植物などの多くの命も、大地の実りも、すべては神が愛を込めて準備してくださいました。御子を仰ぐとき、私たちはその愛を知ります。そして、私たちに理解できないことや私たちの力の及ばないこの世界の出来事もまた、神の御手の内にあり、そこには私たちを永遠の祝福に導くキリストのご配慮が必ずある。私たちはそのことを信じています。

2024年5月8日の聖句

(主は)私の口に新しい歌を、我らの神への賛美を授けてくださった。(詩編40:4) あなたがたは、心の霊において新たにされなさい。(エフェソ4:23) 主が、新しい歌を授けてくださった。すてきな言葉です。「主に、新しい歌を」とは言っていません。主が私の口に新しい歌を授けてくださった...