2024年1月24日水曜日

2024年1月24日の聖句

天地は滅びゆくが、あなたは永らえられる。(詩編102:27)
(イエスの言葉)見よ。私は世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいます。(マタイ28:20)

これこそ、福音の言葉です。天地は滅んでいく。私たちも滅んでいく。私たちは必ず最期の時を迎える。永遠の存在ではありません。私たちは死に行くものに過ぎない。しかし、神さまはそうではありません。「天地は滅びゆくが、あなたは永らえられる。」私たちは死にいく存在であり、この世界も滅んでいく。しかし、神さまはそうではない。神さまは永遠なる方。しかもその方が約束してくださいます。「見よ。私は世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいます。」天地が滅んでも永らえる永遠の神は、世の終わりまで私たちと共にいてくださる方です。
ハイデルベルク信仰問答は告白します。「生きているときにも、死ぬときにも、あなたのただ一つの慰めは何ですか。」ここに「死ぬ」という言葉があります。原文はドイツ語で書かれていますが、ドイツ語でこの「死ぬ」という言葉には、死の瞬間を現す言葉ではなく、死にゆくプロセス全体を表す言葉が使われています。あなたが死にゆくときの慰めは何ですか?死に打ち勝つあなたの慰めは何ですか?そう問いながら答えます。「私が、私のものではなく、私の真実なる救い主、イエス・キリストのものであることであります。」そして、主が私たちのために尊き血潮をもってすべての罪を償ってくださったことを告白する。生きているときにも、死にゆくときにも、私は私自身のものではなく、真実な救い主イエス・キリストのものであり続ける。そのことが私の慰めです。
この世にある天地の全ては滅びゆくものです。そしてそこに生きるこの私も死にゆく者です。天も地も、この私も、やがては朽ちてなくなってしまう。しかし、主イエス・キリストはそうではありません。キリストは永遠なるお方。そのお方が世の終わりまで私たちと共にいてくださり、私たちの死にゆくときにもずっと私たちをご自分のものにしてくださっている。ここに、私たちの死を超える望みがあるのです。

2024年5月8日の聖句

(主は)私の口に新しい歌を、我らの神への賛美を授けてくださった。(詩編40:4) あなたがたは、心の霊において新たにされなさい。(エフェソ4:23) 主が、新しい歌を授けてくださった。すてきな言葉です。「主に、新しい歌を」とは言っていません。主が私の口に新しい歌を授けてくださった...