2024年1月27日土曜日

2024年1月27日の聖句

神はソロモンに仰せられた。「あなたがこのことを願い、自分のために長寿を願わず、自分のために富を願わず、あなたの敵のいのちさえ願わず、むしろ、自分のために正しい訴えを聞き分ける判断力を願ったので、見よ、わたしはあなたが言ったとおりにする。」(列王記上3:11~12)
(パウロの手紙)この世と調子を合わせてはいけません。むしろ、心を新たにすることで、自分を変えていただきなさい。そうすれば、神の御心は何か、すなわち、何が良いことで、神に喜ばれ、完全であるのかを見分けるようになります。(ローマ12:2)

先日たまたま、通っても無駄になる大学ランキングというようなのを目にしました。一位は東京外国語大学でした。とても優秀な国立大学なのに、なぜなのか。理由として挙げられていたのが、あまりにもマイナーな言語ばかりを勉強していて就職活動の役に立たないからと書いてありました。目を疑いました。そうであるからこそ素晴らしい学府なのではないかと思います。どうも、今の世の中、無駄な努力をしたくない、すぐに役立つことだけをしたいという思いが強すぎるように思います。
しかし考えてみると、私もインターネットの通販や何かで物を買うとき、やたらと商品レビューを気にしますし、買おうとしている物よりももっと評判の良い物がないかと目を皿のようにして探しています。買った後で別の商品のほうが良かったという評判を目にしてがっかりしたくないから。無駄なことをしたくないのです。そうすると、先ほどの大学評価とあまり変わらないような気がします。「この世と調子を合わせてはいけません」と聖書は言っています。耳が痛い言葉です。
この世と調子を合わせずにどうするのか。神に喜ばれることを見分けよ、と言っています。そして、今日の旧約はソロモン王への神さまの御言葉です。ソロモンが王になるとき、神が彼を祝福して、何でも好きな物を与えようと言ってくださいました。するとソロモンは自分のための豊かさや力ではなく、民をよく治めるための知恵を求めた。自分が得をするための願い事ではなく他者のために、そして神に与えられた働きのためのことを求めたソロモンの願いを、神はお喜びになりました。
主イエスさまはご自分の損得計算をなさいませんでした。全てを与え尽くし、ご自身そのものを与えてくださいました。このお方に従う道を主はお喜びになるのでしょう。キリストの十字架のみもとに逃れ、主を仰ぎ、主に従う一日を過ごしたいと願います。

2024年5月8日の聖句

(主は)私の口に新しい歌を、我らの神への賛美を授けてくださった。(詩編40:4) あなたがたは、心の霊において新たにされなさい。(エフェソ4:23) 主が、新しい歌を授けてくださった。すてきな言葉です。「主に、新しい歌を」とは言っていません。主が私の口に新しい歌を授けてくださった...