2024年5月30日木曜日

2024年5月30日の聖句

主がシオンの捕らわれ人を連れ帰られると聞いて、わたしたちは夢を見ている人のようになった。(詩編126:1)
愛は決して滅びません。しかし、預言は廃れ、異言はやみ、知識も廃れます。私たちは、今は、鏡におぼろに映ったものを見ていますが、その時には、顔と顔とを合わせて見ることになります。(1コリント13:8,12)

私たち人間の営みは、それが例えどんなに確かに見えて、未来永劫続くかのように見えても、必ず終わりが来ます。それどころか、どんなにそれが信仰深く、素晴らしく、神に献げるかぐわしいささげ物であったとしても、永遠ではありません。永遠なのは神さまだけであって、私たちの営みはどんなものでも終わりが来ます。教会ですら、永遠ではない。神を礼拝すること、祈ること、賛美を献げること、御言葉に聞くこと。それは人間として考えられる限りの最高の業です。しかし人間の業である以上、永遠ではありません。永遠は神ご自身だけであって、私たちの業は限りあるものです。「預言は廃れ、異言はやみ、知識も廃れます。」
限りあるものに過ぎず、儚く弱い。しかし、神はそうではありません。神の御業は永遠です。永遠なるお方が私たちのための救いの御業をしてくださっています。「主がシオンの捕らわれ人を連れ帰られると聞いて、わたしたちは夢を見ている人のようになった。」私たちには計り知れない御業、私たちの力では成し遂げられない御業を目の当たりにして、私たちは夢を見ているような思いにしかなりようがない。しかし、それでも神の救いの御業は進んでいきます。
主イエス・キリストにあって神が私たちに示してくださったのは、ご自身の愛です。神は私たちを愛してくださる。永遠に。天地が滅びても神の愛が滅びることはない。ですから、私たちもまた愛をもって生きるように招かれています。「愛は決して滅びません。」主イエス・キリストと顔と顔とを合わせてお目にかかり、永遠の救いをいただくその日へと神ご自身が私たちを導いてくださいます。驚くべきことに、永遠のお方が私たちの今日一日に伴ってくださっているのです。

2024年12月22日の聖句

今週の聖句: 主にあっていつも喜びなさい。主は近いのです。(フィリピ4:4,5b) 今日の聖句: あなたこそわが希望なる主。わが神よ、私は若い時からあなたに信頼しました。(詩編71:5) 私たちは、この希望のうちに救われているのです。現に見ている希望は希望ではありません。現に見て...