2024年11月14日木曜日

2024年11月13日の聖句

勇士の弓は折られ、弱い者が力を帯びます。(サムエル上2:4)
(パウロの手紙)それゆえ、私は、弱さ、侮辱、困窮、迫害、行き詰まりの中にあっても、キリストのために喜んでいます。なぜなら、私は、弱いときにこそ強いからです。(2コリント12:10)

この世で力を振るい、力強い勇士の弓。力の象徴です。しかしそれが折られるときが来る、神がそれを折ってしまう、と言います。ここで言う「勇士」は、私たちの生活で言うと一体どういう存在でしょうか。力にみなぎり、およそ負けること、失敗すること、強さを失うことが想像できない存在。何らかの意味での社会的な成功者とか、有名で皆から尊敬されている人とか、そういう類いの誰か、ということになると思います。「勝ち組」と世間から言われるような存在でしょうか。しかし、その弓が折られるときが来る。神は勇士の弓を折り、弱い者に力をお与えになります。弱く、地に這いつくばって生きてきた人、強い人から気にもされていなかった人、苦しみや悲しみの人。そう言う人に神が力を与えてくださる。
使徒パウロは、まさにそういう人物です。パウロは弱きを知っていました。キリストを信じ、キリストに従って、弱さを知りました。「弱さ、侮辱、困窮、迫害、行き詰まり」。パウロは、キリストを信じ、キリストの弟子として生きたからこそ、苦しいこともあり、侮辱を受けることもありました。しかしそれをキリストのゆえに喜んでいる。そう言いながら、パウロは不思議なことを言います。「私は、弱いときにこそ強い」。私の弱さや苦しみの中で、キリストの力が十分に発揮されるから。私のために十字架にかけられて苦しんだキリストの憐れみの力が私の弱さの中で明らかにいなるから。パウロはそのように言います。
勇士の弓を折り、弱い者に力をお与えになる方は、私たちの弱きときに力を発揮してくださる方です。キリストの恵みは今日もあなたに輝いています。

2024年12月26日の聖句

私が主、彼と共にいる彼らの神であり、彼らがわが民イスラエルの家であることを、彼らは知るようになるーー主なる神の仰せ。(エゼキエル34:30) 今日ダビデの町に、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。(ルカ2:11) 天使が羊飼いたちに向かって宣言し...