2025年6月10日火曜日

2025年6月10日の聖句

主はわが岩、わが城、私を救い出す力。(サムエル下22:2)
(パウロの手紙)主はそばにいて、私を強めてくださいました。それは、私を通して福音があまねく宣べ伝えられ、すべての民族がそれを聞くようになるためです。そして、私は獅子の口から助け出されました。(2テモテ4:17)

使徒パウロという一人の人物を通して、神さまはキリストの福音をたくさんの人々に届けてくださいました。今日の新約の御言葉であるテモテへの手紙二は、パウロが晩年に近くなって書いた手紙と考えられています。若い伝道者テモテへの遺言のような手紙です。神が自分に与えてくださった使命を振り返り、パウロはテモテに語りかけます。「主はそばにいて、私を強めてくださいました。それは、私を通して福音があまねく宣べ伝えられ、すべての民族がそれを聞くようになるためです。そして、私は獅子の口から助け出されました。」
「主が私を強めてくださいました。」パウロにとってはそれだけなのでしょう。主が強めてくださったから、パウロは与えられた使命を果たすことができた。誰であっても、すべての人にあまねく福音が届けられるために、主が私に力を与えてくださった。「主はわが岩、わが城、私を救い出す力。」主なる神さまご自身が私を守り、支えてくださって、私は神と人とに仕えることができた。それがパウロという人なのだと思います。
神さまは私たち一人ひとりに使命を与えてくださっています。私たちはそれぞれが神に与えられた持ち場で神に仕えている。福音の証人として生かされている。だから私たちは、私を遣わしてくださった神に託された使命に生きる。ただそれだけです。神ご自身が私たちの岩となり、城となり、私を救い出してくださる。私たちはテモテと共に神の約束を信じて、神と人とに仕えたいと願います。

2025年6月14日の聖句

女が見ると、その木は食べるに良く、目には美しく、また、賢くなるというその木は好ましく思われた。(創世記3:6) 世も、世の欲も、過ぎ去ります。しかし、神の御心を行う者は、永遠にとどまります。(1ヨハネ2:17) 蛇が女を唆した言葉は、これです。「いや、決して死ぬことはない。それを...