2021年1月3日日曜日

2021年1月3日(詩編4〜5)

詩編4~5
あなたは私の心に
穀物と新しいぶどう酒の豊かな実りにまさる喜びを
  与えてくださいました。
平安のうちに、私は身を横たえ、眠ります。
主よ、あなただけが、私を
  安らかに住まわせてくださいます。(4:8,9)
主よ、朝に私の声を聞いてください。
朝が来る度に、あなたに向かって身を整え
  待ち望みます。(5:4)

礼拝前に司式者、奏楽者、説教者の祈りをしています。牧師が祈ったり長老が祈ったりしますが、以前長老をしてくださっていた方が、よく「あなたに寝ずの番をして頂いて、朝を迎えました」と祈っておられました。その祈りの言葉を聞く度に、本当にそうだなと、心を合わせて私も祈っていました。神が私たちのための寝ずの番をしてくださっている。それは出エジプト記に書かれていることで、過越の夜に神がイスラエルのための寝ずの番をした、という記事に由来する言葉です。
神が私のための寝ずの番をしてくださっている。だから、平安のうちに身を横たえ、眠ることができます。忙しくてなかなか寝床に行けない夜もあります。不眠で寝付けなかったり、すぐに起きてしまうこともあります。そうやって覚醒してしまうとき、神さまはどこかでぐっすり眠っておられるというのではない。神さまも起きていて、私たちのために番をしていてくださいます。根本的なところでは、私たちは平安です。
朝、神さまに祈りましょう。神さまは私たちの声に耳を傾けてくださいます。望みを持って神さまに祈りましょう。朝の光が辛い日にも、神さまの光はもっと優しく、私たちを照らしているのです。
神さまに祈る喜びは、穀物や新しいぶどう酒にまさる喜びだと言っています。お金で買うことはできないし、私たちの手で成し遂げた成果(例えそれがどんなにすばらしく、特別であったとしても)にまさる喜び、絶対的な平安。神さまは今日も、私たちのために夜眠ることもまどろむこともなく、そしてこの朝も、働いてくださっています。

2024年12月26日の聖句

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