2021年5月21日金曜日

2021年5月21日(詩編124)

詩編124
「もしも、主が我らの味方でなかったなら」
さあ、イスラエルは言うがよい。
「もしも、主が我らの味方でなかったなら
人が私たちに逆らって立ち上がったとき
彼らの怒りが私たちに燃え上がり
私たちは生きたまま呑み込まれたであろう。」(1~3節)
主をたたえよ。
主は私たちを人々の歯の餌食にされなかった。
私たちの魂を小鳥のように救い出された。
仕掛けた者らの網から。
網は破れ、私たちは救い出された。(6~7節)

この詩編124も、巡礼歌の一つです。礼拝のために旅をしながら、「もしも、主が我らの味方でなかったなら」と歌い、あるいは祈ったのです。私たちが知っているのとは比較にならないほど危険な旅だったに違いありません。毎日の生活もずっと厳しかったのではないかと思います。しかし、主が味方だから、私には恐れがないと断言します。主が私たちの味方でいてくださる。だから例え誰が私たちに敵対し、苦しめたとしても、私たちは大丈夫。主が味方だから。主が共にいてくださるから。礼拝に向かう旅路を進みながら、そのことを互いに確かめ合い、また喜び合っていたのではないでしょうか。
私たちの礼拝から礼拝に向かう旅路はどうでしょうか。私たちも、信仰の大先輩たちのマネをして同じ祈りを口ずさみながら進みたいと思います。主が私たちの味方だから、私自身は不確かであっても、私を苦しめる者がどんなに力強くても、主が味方だから、私は恐れない!
主は、私たちを小鳥のように救いだしてくださると言います。網を仕掛けた者から、主ご自身が私たちを救ってくださる。例え、悪意を向けられていたとしても。誰が私を口汚く罵ったとしても、主が私を救い出してくださる。神さまの助けを、救いを、一心に信じて、今日一日を生きていきましょう。

2024年4月26日の聖句

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