2021年7月5日月曜日

2021年7月5日(箴言16)

箴言16
主の言葉を悟った人は恵みを見出す。
幸いな者とは、主に信頼する人。(20節)

本当にありがたい言葉だと思います。「主の言葉を悟った人は恵みを見出す。」誰もが恵みを見たいと思っているのではないでしょうか。それなら一体どこに行けば恵みを見出すことができるのかと多くの人が問うているのではないかと思います。恵みは、主の言葉に秘められている。主の言葉を悟る人は恵みを見出す。
私たちは、この箴言の知恵がまだ知らなかった、より深い恵み、もっと大きな恵みを知っています。主イエスはあるとき弟子たちに言われました。「あなたがたの見ているものを見る者は幸いだ。言っておくが、多くの預言者や王たちは、あなたがたが見ているものを見たかったが、見ることができず、あなたがたが聞いているものを聞きたかったが、聞けなかったのである」(ルカ10:23~24)。主イエスが弟子たちに言う「あなたがたの見ているもの」とは、主イエスご自身ことです。主イエスこそ、預言者も王も、すべての旧約の民が待ち望んでいた福音そのもです。主の言葉を悟った人は恵みを見出す。その主の言葉そのものであるかたこそ、イエス・キリストに他ならないのです。
だから、主の言葉、イエス・キリストにこそ神の恵みが顕わになっています。この方を見るものは恵みを見出す。幸いな者とは、キリストに信頼する人です。
私たちは聖書の言葉を聞き、キリストを知り、キリストが私たちに証ししてくださった神の愛を知るとき、主の言葉を悟ります。キリストのお姿によって、私たちは神の憐れみをはっきりと知ることができるのです。
今日一日も、キリストの恵みがあなたと共にありますように。

2024年4月25日の聖句

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