2021年11月9日火曜日

2021年11月9日の聖句

不安で、砕かれた心を、神よ、あなたは蔑まれません。(詩編51:19)
息子は言った「父よ、天に抗して、あなたの前に罪を犯しました。もはやあなたの息子と呼ばれる価値はありません」。(ルカ15:21)

私たちが信じる神様は、途方もなく、圧倒的な、赦しと愛に満ちています。私たちの想像を超えて、私たちの予測の範囲を遙かに超えて、神さまの愛は果てしない。私たちが信じる神さまは、そういうお方です。
今日の旧約聖書の御言葉は、ダビデ王がバト・シェバという女性と密通した後の祈りです。バト・シェバはダビデの臣下であるウリヤの妻でした。ダビデが彼女を見初めて呼び寄せ、関係を持った。バト・シェバは妊娠しました。そのことを知ったダビデは最終的に臣下ウリヤをわざと戦死させたのです。ダビデは姦淫、そして殺人を犯した。そこで預言者ナタンがダビデの元を訪れ、その罪を糾弾した。その時の祈りがこの詩編です。
あるいは新約聖書の御言葉は失われた息子のたとえ話です。生きている父親に遺産の分け前を要求し、受け取ったら遠い国に旅立ち、そこで身を持ち崩してしまった。惨めのどん底で、父の家を思い出して、家路につきました。家にたどり着いたときに父に言った言葉が冒頭の言葉です。
「不安で、砕かれた心を、神よ、あなたは蔑まれません。」「息子は言った『父よ、天に抗して、あなたの前に罪を犯しました。もはやあなたの息子と呼ばれる価値はありません』。」これらはどちらも決して赦されない罪を犯した者たちの言葉です。しかしあの息子の父は、息子が道々練習してきた悔い改めの言葉を全部言わせずに彼を迎え入れました。決して赦されない罪を犯したダビデを、しかし神さまはなお用いてくださいました。
私たちの常識や基準からしたら、もう二度と再生が許されないような過ちです。ところが神さまの圧倒的な愛は、赦されないものを赦し、愛される価値のないものを愛し、私たちを新しい命に生かしてくださるのです。
私たちの今日という新しい日も、神さまの圧倒的な愛と赦しの中にあります。だから安心して、今日という日を生きていきましょう。

2024年4月27日の聖句

「私には罪がない」とか、「主の怒りは私から去った」とあなたは言う。「私は罪を犯していない」と言ったために、今、私はあなたに裁きをもたらす。(エレミヤ2:35) イエスよ、あなたが御国へ行かれるときには、私を思い出してください。(ルカ23:42) 十字架にかけられた一人の罪人が主イ...